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学生映画レーベル「Label Betty」初配給作『愛ゆえに』、5月に下北沢で追加上映決定


学生が運営する映画レーベル「Label Betty」は、初の製作・配給作品となる短編映画『愛ゆえに』の追加上映を、2025年5月10日(土)および11日(日)に下北沢トリウッドにて開催する。作品は、2025年3月に3日間限定で初上映され、全回満席を記録した作品だ。

本作『愛ゆえに』(35分)は、日本大学芸術学部映画学科に在籍する勝田絵子氏が監督を務めた青春群像劇で、親友同士の恋愛と友情が交錯する18歳のリアルな感情を描いている。クラウドファンディングでは目標額を上回る60万円以上の資金を調達し、多くの映画ファンや学生から熱い支持を集めた。

上映会場となる下北沢トリウッドは、若手映画人によるインディペンデント作品の発表の場として知られており、今回の追加上映も「もう一度観たい」「観逃したので観たい」といった観客からの要望を受けて実現した。

作品では、明るく人気者の高校生・羽奈(古怒田桃子)と、控えめで優しい親友・杏里(林麻也子)、そして羽奈と気の置けない関係の亘(渡辺優人)による三角関係が描かれる。羽奈は、杏里と亘の交際を偶然知ったことで、恋愛と友情、嫉妬と依存の狭間で揺れ動く。

「Label Betty」は、「まだ見ぬ映画と“あなた”が出逢う場所をつくる」を理念とし、映画館の減少が進む現代において映画文化の再接続を目指して活動している。2024年9月にはインカレ映画祭を主催し、首都圏の大学映画サークルをつなぐ上映交流イベントを成功させたほか、Podcast番組の配信や映画文化に関する発信も積極的に行っている。

Label Bettyは、パナソニックの支援によって設立された次世代支援施設「100BANCH」のGARAGE Program第92期生として活動しており、同施設の支援のもとで映画文化の新たな価値創出に取り組んでいる。

【上映情報】

  • 上映日:2025年5月10日(土)、11日(日)

  • 会場:下北沢トリウッド(東京都世田谷区代沢5丁目32−5 シェルボ下北沢 2F)

  • 上映作品:『愛ゆえに』(監督:勝田絵子、上映時間:35分)

  • 問い合わせ先:Instagram(@labelbetty)のDMにて受付

若い才能と情熱によって生まれた本作『愛ゆえに』は、青春の痛みと愛を繊細に描いた意欲作であり、再上映の機会に改めてスクリーンで味わう価値のある作品といえる。