『GQ JAPAN』(発行:コンデナスト・ジャパン)は、創造力によって社会や時代を動かす人物や集団を称える「GQ Creativity Awards 2025」の受賞者を発表した。3回目となる今回は、音楽、アート、陶芸、建築の各分野から5組を選出。受賞者のインタビュー記事は『GQ JAPAN』6月号(5月1日発売)に掲載される。
選ばれたのは、音楽家でMrs. GREEN APPLEのフロントマン・大森元貴、コンセプチュアルな都市表現で注目されるGILLOCHINDOX ☆ GILLOCHINDAE、建築コレクティブGROUP、3DCGアニメーションを軸に表現するアーティスト・藤倉麻子、そして釉薬を用いた独自技法で評価される陶芸家・安永正臣の5組(50音順)である。
さらに、受賞者の作品を展示する特別イベント「GQ JAPAN Creative Weekend」が2025年7月5日(土)・6日(日)の2日間にわたり、Ginza Sony Parkで開催されることも決定。展示では、ジャンルを横断する5組のクリエイティビティに直接触れることができる。
「GQ Creativity Awards 2025」受賞者一覧(50音順)
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大森元貴(アーティスト)
Mrs. GREEN APPLEの中心人物として、作詞・作曲・編曲に加えアートワークや映像演出も手がける多才な音楽家。俳優としても活動し、映画『#真相をお話しします』が公開中。NHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演予定。
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GILLOCHINDOX ☆ GILLOCHINDAE(アーティスト)
都市と青年をテーマにした物語的表現が特徴。2021年より長編プロジェクト「獸(JYU)」に取り組んでおり、今年5月にはアートフェア「NADA New York 2025」にも出展予定。
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GROUP(建築コレクティブ)
建築の枠を超え、都市空間に対する問いを投げかける5人組。代表作に《海老名芸術高速》《浴室の手入れ》など。大阪・関西万博では《トイレ1 夢洲の庭》をデザイン。
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藤倉麻子(アーティスト)
都市や郊外の風景を3DCGアニメーションで描くアーティスト。第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館に出展予定。
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安永正臣(陶芸家)
独創的な釉薬技法で国内外から注目を集める。近年の展覧会に『エマイユと身体』(銀座メゾンエルメス)や『Treading the Earth』(リッソンギャラリー上海)がある。今年秋の上海ビエンナーレにも参加予定。
展示イベント「GQ JAPAN Creative Weekend」開催概要
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日程:2025年7月5日(土)・6日(日)
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会場:Ginza Sony Park(東京都中央区銀座5-3-1)
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主催:コンデナスト・ジャパン
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協賛:TikTok Japan、GUERLAIN
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詳細情報:『GQ JAPAN』公式ウェブサイト(https://www.gqjapan.jp/creativity-awards)にて順次公開予定
『GQ JAPAN』は1957年に米国で創刊され、現在19の国と地域で発行されているライフスタイル誌『GQ』の日本版として2003年に創刊。各分野で影響力を持つ人物を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR」なども好評を博している。
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