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映画「ちくわっちゃ!」、第78回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに正式出品決定


株式会社LPJが製作した映画「ちくわっちゃ!」(脚本・監督:三坂知絵子)が、第78回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナー(Short Film Corner)に正式出品されることが決定した。同作は、三坂監督の故郷である山口県下関市で撮影され、地元の人々の協力を得ながら完成に至った作品だ。

「ちくわっちゃ!」は、東京に暮らす小学生の兄弟が、夏休みを下関の叔母の家で過ごす中で、豊かな自然や地元の人々との交流を通して多様な生き方に触れていく物語である。下関名産の「ちくわ」が、物語の中で兄弟に人生の大切なヒントを与える重要なアイテムとして登場する。

カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーは2025年5月18日から21日まで開催され、同期間中、三坂監督も現地入りし、世界各国のクリエイターたちと交流を深める予定である。映画「ちくわっちゃ!」の情報は、カンヌ国際映画祭のマーケットカタログ内にも掲載されている。

本作は本来43分の作品だが、カンヌ出品にあたり、特別に編集された15分のショートバージョンが上映される。

三坂監督は出品決定に際し、「とてもささやかな物語ですが、何かに悩んだり迷ったりした時に観るとフッと心が軽くなる、そんな映画を目指して製作しました」とコメントしている。さらに、「カンヌという特別な場所で、世界中の素晴らしいクリエイターと出会い、映画ビジネスの最前線を全力で学び、映画『ちくわっちゃ!』の魅力を全身全霊で伝えてきます」と意気込みを語った。

映画「ちくわっちゃ!」について

物語の舞台は、神話に「神様が住む島」と伝わる蓋井島。東京に住む小学生の兄カイと弟ヒロは、夏休みを叔母マユの家で過ごすことになり、島で暮らす少女キノや地元の人々と交流を重ねる。カイは地元のちくわの美味しさに感動し、ちくわの魅力を世界に伝えるため、配信番組を企画。関門海峡でのドローンショーの夜、カイは母に向かって自身の決意を伝える。

主要キャストには、井伊巧(カイ役)、松本悠希(ヒロ役)、西光里咲(キノ役)、我妻麻衣(マユ役)、三坂知絵子(ツツジ役)らが名を連ねる。さらに、どさけん(領造役)、ユウサミイ(シゲル役)らが脇を固める。

製作は株式会社LPJ。撮影監督は玉田詠空、録音は織笠想真、衣装デザインは浜井弘治、編集・VFXは小野寺拓也が担当している。劇中楽曲「As One -Kino’s song-」はキャストの西光里咲が作詞・作曲を手がけた。

LPJとは

「リトルプロフェッショナル・ジャパン」(LPJ)は、子どもたちの文化的活動支援を目的に2018年に設立された団体で、2023年に法人化。演技ワークショップの開催や、子役活動を支援するさまざまな取り組みを行っている。近年は映画製作にも着手し、「ちくわっちゃ!」が初の製作作品となる。現在、2025年夏に撮影予定の次回作映画の準備も進められている。

映画「ちくわっちゃ!」の詳細情報は、公式ウェブサイトおよびLPJ公式SNSにて随時更新されている。

【公式サイト】
https://littleprofessional.jp/chikuwaccha/

【公式Facebook】
https://www.facebook.com/LPJWS/