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横浜流星主演『べらぼう』電子シナリオ集第1集が5月1日発売決定!脚本家・森下佳子のコメントも到着


NHK出版は、2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(主演・横浜流星)の電子シナリオ集第1集(全3集予定)を、2025年5月1日に発売すると発表した。番組台本のレイアウトをそのままに、カットされたシーンやセリフも余さず収録され、ドラマファン必携の内容となっている。

左:大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」電子シナリオ集 第1集・右:NHK大河ドラマ・ガイド べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 前編

大河ドラマ『べらぼう』の電子シナリオ集、全3集で刊行

今回発売されるのは、第1回から第16回までのシナリオをまとめた第1集である。電子書籍版としてリリースされ、スマートフォンやタブレットなどからいつでもどこでもドラマの世界に浸ることができる。収録過程でカットされたシーンやセリフも完全収録されており、放送版とは異なる「設計図」としてのドラマの姿を味わえる点が特徴である。

第2集は2025年8月、第3集は同年12月に発売予定となっている。なお、利用可能な端末やサービス内容はストアにより異なるため、購入前に確認が必要である。

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の台本

森下佳子が語るシナリオ集の魅力

脚本家・森下佳子は、今回の発売に際して次のようにコメントしている。

「ないない尽くしの蔦重が江戸のメディア王への第一歩を踏み出す、始まりの頃のお話。シナリオは映像作品の設計図であり、完成品とは違うところもちょいちょいあります。そんな違いも楽しんでいただければ幸いです。」

ドラマ放送時とは異なるセリフやシーンの順番も、本シナリオ集の見どころとなっている。

『べらぼう』あらすじと収録内容

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、江戸時代に日本のメディア産業とポップカルチャーの礎を築き、時に幕府の監視を受けながらも面白さを追求し続けた蔦屋重三郎(通称・蔦重/横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く。笑いと涙、謎に満ちた痛快エンターテインメントとして注目を集めている。

第1集には以下のエピソードが収録される。

  • 第1回「ありがた山の寒がらす」

  • 第2回「吉原細見『嗚呼御江戸』」

  • 第3回「先客万来『一目千本』」

  • 第4回「『雛形若菜』の甘い罠」

  • 第5回「蔦に唐丸因果の蔓」

  • 第6回「鱗剥がれた『節用集』」

  • 第7回「好機到来『籬の花』」

  • 第8回「逆襲の『金々先生』」

  • 第9回「玉菊燈籠恋の地獄」

  • 第10回「『青楼美人』の見る夢は」

  • 第11回「富本、仁義の馬面」

  • 第12回「俄なる『明月余情』」

  • 第13回「お江戸揺るがす座頭金」

  • 第14回「蔦重瀬川夫婦道中」

  • 第15回「死を呼ぶ手袋」

  • 第16回「さらば源内、見立は蓬莱」

本シナリオ集は、カットシーンや未公開セリフを含めた貴重な記録であり、ドラマファンはもちろん、脚本に興味のある読者にも最適な内容となっている。

森下佳子プロフィール

森下佳子(もりした・よしこ)は1971年大阪府生まれ。2000年『平成夫婦茶碗〜ドケチの花道〜』で脚本家デビュー。代表作に『世界の中心で、愛をさけぶ』『JIN−仁−』『天皇の料理番』『義母と娘のブルース』シリーズ、『ファーストペンギン!』などがある。NHKでは連続テレビ小説『ごちそうさん』で第32回向田邦子賞を受賞し、大河ドラマでは『おんな城主 直虎』に続く2作目の担当となる。