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『メロディがいた季節』、シネマノヴェチェント開館10周年記念作品として4月29日より公開


—名作『小さな恋のメロディ』主演ふたりの日本滞在を追ったドキュメンタリー—

株式会社シネマノヴェチェント(本社:神奈川県横浜市)が運営する日本最小のフィルム映画館・シネマノヴェチェントは、開館10周年を記念し、自主制作・配給作品『メロディがいた季節』を2025年4月29日(火・祝)よりロードショー公開する。

『メロディがいた季節』(C)『メロディがいた季節』製作委員会

本作は、1971年に公開され世界的なヒットを記録した青春ラブストーリー『小さな恋のメロディ』の主演、マーク・レスターとトレーシー・ハイドの日本滞在の様子を収めたドキュメンタリー映画である。『小さな恋のメロディ』は初恋映画の金字塔として長きにわたり愛され続け、現在も根強い人気を誇る作品だ。

シネマノヴェチェントでは2022年に同作の公開50周年を記念し、特別上映イベントを開催。35ミリニュープリントによる『小さな恋のメロディ』本編と、マーク・レスター主演『卒業旅行 Little Adventurer』を上映したほか、両主演俳優を招いたファンイベントを横浜・京都・渋谷で実施した。

今回公開される『メロディがいた季節』では、そのイベントの様子に加え、ロンドン近郊のロケ地をめぐる二人の再訪の様子も新たに撮影。半世紀を経てもなお初々しさを感じさせるマーク・レスターとトレーシー・ハイドの素顔、そして日本の熱心なファンたちの姿が克明に記録されている。

さらに、惜しまれつつ閉館した京都の名ミニシアター「みなみ会館」や、当館階下にあった故・市川徹監督経営のピュアステージの賑わいも収められており、映画ファンにとっても懐かしさを誘う内容となっている。

監督を務めたのは、和楽器バンド「切腹ピストルズ」のドキュメンタリー『切腹ピストルズ参上!』(2022年)で高い評価を得た梅崎陽。筋金入りの『小さな恋のメロディ』ファンでもある梅崎監督は、主演二人への温かな眼差しと愛情を画面いっぱいに注ぎ込んだ。

製作は、今回のイベントで両名の通訳を担当した字幕翻訳家・落合寿和。シネマノヴェチェントの開館10周年にふさわしい記念作品として仕上げられている。

なお、当面はシネマノヴェチェントでのみ上映され、ソフト販売や配信の予定はない。劇場でしか観られない貴重な機会となるため、ぜひ足を運びたい。


上映情報

上映作品

  • タイトル:『メロディがいた季節』

  • 監督・撮影・編集:梅崎陽

  • 製作:落合寿和

  • 制作:シネマノヴェチェント

  • 出演:トレーシー・ハイド、マーク・レスター

  • 仕様:2025年/DCP/カラー/77分

上映開始日

  • 2025年4月29日(火・祝)より(終映日未定)

タイムテーブル(一部抜粋)

  • 4月29日(火・祝)15:00【特別興行】

  • 4月30日(水)~5月2日(金)18:00

  • 5月3日(土)~6日(火・祝)、10日(土)12:00

  • 5月8日(木)・9日(金)16:00/18:00

  • 以降のスケジュールは公式サイトを参照。

料金

  • 2,000円均一(当日券のみ)