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ポール・マッカートニー原作の3Dアニメ映画『High in the Clouds』、豪華声優陣を発表 セリーヌ・ディオン、イドリス・エルバ、リンゴ・スターらが参加


ポール・マッカートニー原作の3Dアニメーション映画『High in the Clouds(ハイ・イン・ザ・クラウズ)』が、セリーヌ・ディオン、イドリス・エルバ、リンゴ・スターといった国際的スターたちを迎えた声優キャストを発表した。プロデュースを手がけるのはフランスの大手映像スタジオ・ゴーモン(Gaumont)であり、同作はすでに主要地域において事前販売が完了している。

本作は、ポール・マッカートニー、ジェフ・ダンバー、フィリップ・アーダーによる児童向け冒険小説を原作としたもので、自由と家族の絆、そして音楽の力をテーマに描かれる。主人公は若きリスのウィラル。彼はある事件をきっかけに、音楽を禁止する独裁者フクロウのグレッチに反旗を翻す壮大な旅に出る。

主演の声優陣には、セリーヌ・ディオン、ヒメーシュ・パテル、ハンナ・ワディンガムの3名が名を連ね、さらにイドリス・エルバ、ライオネル・リッチー、リンゴ・スター、ジミー・ファロン、クレマンス・ポエジー、ポム・クレメンティエフ、アラン・シャバといった多彩な顔ぶれが集結する。

監督は『The Amazing Maurice』などで知られるインディペンデント系アニメーション監督のトビー・ゲンケル。脚本は『パディントン2』のジョン・クロッカー、プロダクションデザインは『ライズ・オブ・ガーディアンズ』や『レゴ・ムービー2』などを手がけたパトリック・ハネンバーガーが担当する。

音楽面も大きな見どころであり、ポール・マッカートニーが本作のために新たに書き下ろしたオリジナル楽曲を提供するほか、『レミーのおいしいレストラン』『カールじいさんの空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』『リメンバー・ミー』などで知られるアカデミー賞受賞作曲家マイケル・ジアッキーノがスコアを手がける。サウンドトラックはユニバーサル・ミュージック・グループより発売される予定である。

製作はポール・マッカートニー率いるMPLコミュニケーションズ、ロバート・シェイ&マイケル・リン(ユニーク・フィーチャーズ)、ゴーモンのシドニー・デュマ、ニコラ・アトラン、テリー・カラジアンらによって進められており、ポリグラム・エンタテインメント、レモコ・インベストメンツ、スカイ、ジェームズ・L・ネーデランダー・プロダクションズが共同参加している。

また、アニメーション制作には『The Bad Guys: A Very Bad Holiday』などを手がけた88 Picturesが加わり、主要なアニメーション工程を担当する。

配給面では、すでに英国(Sky UK)、ドイツ語圏(コンスタンティン・フィルム)、東欧(Vertical/Monolith/AQS)、ラテンアメリカ(Imagem)、CIS諸国(Mint Films)、中東(Four Star)、東南アジア・台湾・香港(A Really Good Film)、ギリシャ(Tanweer)、ポルトガル(Cinemundo)、イスラエル(Lev)、バルト三国(Acme)において販売契約が成立しており、グローバル展開にも期待が寄せられている。

本作は、2017年に大ヒットした『バレリーナ』を手がけたゴーモンのアニメーション部門が主導する最新プロジェクトであり、世界の映画市場において大きな注目を集める一作となりそうだ。

ソース:Paul McCartney’s ‘High in the Clouds’ Sets Céline Dion, Himesh Patel

Paul McCartney
5th Adopt-A-Minefield Gala
Beverly Hilton Hotel
Los Angeles, CA
November 15, 2005
ゥ2005 Kathy Hutchins / Hutchins Photo