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ジョルジャ・スミス、2025年初の新曲「The Way I Love You」リリース MVは伝説のクラブ「Niche Night Club」へオマージュ


英国R&B界の至宝、ジョルジャ・スミスが2025年初の新曲「The Way I Love You」をリリースした。本楽曲は、今夏のサマーソニック2025出演を控える中での発表であり、音楽ファンの注目を集めている。

by Ivor Adamah-Lawson

ノスタルジックで今を感じる――“踊りたくなる”新曲

「The Way I Love You」は、重厚なベースラインが印象的なトラックで、ジョルジャ自身が「最高に楽しい曲」と語るように、過去と現在の感覚を絶妙に融合させた仕上がりとなっている。プロデューサー陣にはマーヴェリック・セイバー、エド・トーマス、シェイクが名を連ね、楽曲の完成度を高めている。

彼女は「女友達と聴くたびに盛り上がる。頭を振って踊りたくなるタイプの曲」とコメントしており、クラブミュージックの文脈とも親和性の高いサウンドとなっている。

シェフィールドの“聖地”に捧げたミュージックビデオ

同時公開されたミュージックビデオは、映像作家KCロック(エド・シーランやリトル・ミックス作品で知られる)が監督を務めた。映像はジョルジャがレイブ時代のナイトライフを追体験するかのような内容で、多幸感に満ちた空間とエネルギーが全編を貫いている。

特筆すべきは、シェフィールドの伝説的クラブ「Niche Night Club」へのオマージュである。UKガラージやベースライン文化の聖地とされるこのクラブのロゴやビジュアルを取り入れ、クラブカルチャーへのリスペクトを明確に打ち出した構成となっている。

多彩なコラボで進化を続けるシンガー

ジョルジャ・スミスは2023年のセカンドアルバム『Falling Or Flying』を経て、R&B、ソウル、ポップ、ベースラインと多ジャンルにわたる音楽的探求を続けている。AJトレイシーの「Crush」、シャイガールの「Wifey Riddim」、メジャー・リーグDJzの「Come With Me」など、多彩なコラボレーションも話題を呼んだ。

彼女の魅力は、私的な視点から描かれる普遍的な感情表現にある。2018年のデビュー作『Lost & Found』以来、20代女性のリアルな生を歌い続け、その誠実さと深い音楽性で世界的な支持を獲得してきた。

サマーソニック2025出演決定

ジョルジャ・スミスはサマーソニック2025への出演も決定しており、8月16日(土)に大阪会場(万博記念公園)、8月17日(日)に東京会場(ZOZOマリンスタジアム & 幕張メッセ)でパフォーマンスを行う。新曲のライブ初披露にも期待が高まる。

【リリース情報】

ジョルジャ・スミス(Jorja Smith)


ニューシングル「The Way I Love You」
配信リンク:https://jorjasmith.ffm.to/thewayiloveyou
ミュージックビデオ:https://www.youtube.com/watch?v=R25qYkkv_t8

【公式SNS・ウェブサイト】

Instagram:https://www.instagram.com/jorjasmith_/
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