ジブリパーク(愛知県長久手市)は、2025年5月から7月にかけての最新プログラムを発表した。短編アニメーションの新上映や夏季限定の体験イベント、新たな朝食メニューの登場など、多彩なコンテンツで来園者を迎える。

短編アニメーション『毛虫のボロ』『たからさがし』を期間限定上映
ジブリの大倉庫内「映像展示室オリヲン座」では、スタジオジブリ制作の短編アニメーションを定期上映している。2025年6月16日までは宮﨑駿監督の『毛虫のボロ』を、6月25日から7月31日までは同じく宮﨑監督が企画・構成を担当した『たからさがし』を上映予定である。


『毛虫のボロ』は、卵からかえったばかりの毛虫が世界を冒険する物語。久石譲の音楽とともに、約14分間の幻想的な体験が楽しめる。
『たからさがし』は、中川李枝子作・大村百合子絵の絵本を原作とする約9分の作品。男の子とウサギが「たからさがし」で勝負を繰り広げる、温かなストーリーとなっている。
なお、ジブリの大倉庫への入場者は誰でも無料で鑑賞可能である。6月17日~24日はメンテナンスのため休園となる。
「もののけの里」では初の「きな粉づくり体験」を開催

「もののけの里」にある体験学習施設「タタラ場」では、2025年6月25日から9月29日までの期間限定で「きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)」を実施する。石臼で大豆を挽いてきな粉を作り、その場でわらび餅にかけて味わえる内容となっている。
体験料金は1名1,000円(税込)で、平日は10:00~16:30、土日祝は9:00~16:30に受付を行う。予約不要で当日受付可能だ。なお、10月1日以降は「五平餅炭火焼体験」が再開予定である。
魔女の谷で新朝食メニュー「クロックムッシュ」登場

魔女の谷にあるレストラン「空飛ぶオーブン」では、2025年5月10日より朝食新メニュー「クロックムッシュ」を提供開始する。フランスの定番料理で、パンからはみ出すほどのベーコンが目を引く。価格は1,300円(税込)で、朝食提供は土日祝の9:30~10:30となっている。
「鈴木敏夫とジブリ展」セット券を5月10日より販売開始
ジブリパークのある愛・地球博記念公園内では、2025年7月12日~9月25日に「鈴木敏夫とジブリ展」が開催される。スタジオジブリの名プロデューサー、鈴木敏夫氏の足跡をたどる貴重な展示である。
これに合わせて、ジブリパークとのセット券が販売される。券種は以下の2種類。
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鈴木敏夫とジブリ展 + 魔女の谷・もののけの里
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鈴木敏夫とジブリ展 + ジブリの大倉庫
料金は大人3,600円、中高生3,200円、小学生1,800円、未就学児(4歳以上)1,000円。チケットはBoo-Wooチケット(公式ページ)などで事前予約制にて販売される。7月分は5月10日14時より発売開始となる。
ジブリパーク 基本情報
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所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1(愛・地球博記念公園内)
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営業時間:平日10:00~17:00、土日祝9:00~17:00
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休園日:火曜(祝日の場合は翌平日)、2025年6月17日~24日はメンテナンス休園
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チケット:完全予約制。入場2カ月前の10日14:00より販売開始
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販売:Boo-Wooチケット、ローチケWEB、ローソン・ミニストップ店頭Loppi
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ウェブサイト:https://ghibli-park.jp
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公式X(旧Twitter):@ghibliparkjp