株式会社SOKは2025年5月9日、同社が運営する推し活SNS「FanCha」に連動した新サービス『FanChaマーケット』の開設を発表した。本サービスはSNSと動画販売サイトを直接結びつけ、商品を「売る」ことに特化したカタログサイトであり、個人クリエイターの収益化とファンとの接点強化を図る。
利用料・手数料ゼロで利益率の高い活動が可能
『FanChaマーケット』最大の特徴は、利用料および売上手数料が一切かからない点にある。一般的な動画販売プラットフォームでは売上の20〜30%が手数料として差し引かれるが、本サービスではクリエイターの収益がそのまま反映されるため、利益率の高い運営が可能となっている。
SNSに不慣れな層にも配慮 一覧性と導線を強化
SNSに慣れていないユーザー層にも配慮し、カタログ形式で商品情報を一括表示。価格・サブスクプラン・説明文・コメントなど、購入検討に必要な情報を一目で確認できる設計が特徴だ。SNS「FanCha」で投稿した内容は『FanChaマーケット』にも自動連携され、別途登録や設定の手間なく販路を拡大できる。
検索性・レコメンド機能を強化し、発見性を向上
『FanChaマーケット』ではタグやキーワードによる強化された検索機能を備え、ユーザーが自分好みの作品を容易に探し出せるよう設計されている。また、レコメンド機能により関連作品や似た作風のクリエイターが自動表示されることで、回遊性を高めている。
販売機能も多彩 柔軟なプラン設計が可能
クリエイター向けには、動画・画像を1つから販売できる投稿機能や、価格・サムネイル・説明文の後編集機能を提供。月額プランの価格変更も既存加入者には据え置きで実施でき、柔軟な運用が可能だ。さらに、センシティブ投稿と通常投稿の住み分けや、チップ(投げ銭)機能による追加支援機能も備える。
ユーザー目線の決済方法と無料ポイント制度
支払い方法はクレジットカード・コンビニ払いに対応し、さらに広告視聴などで取得できる「無料ポイント」により、現金を使わずに購入することも可能。これにより、購買機会の拡大が期待される。
「FanCha」は個人クリエイターの活動を支援する推し活SNS
「FanCha」は個人クリエイターが動画・写真・フェチ作品などを投稿・販売できるSNS形式のプラットフォームであり、サブスクリプション型ファンクラブの運営も可能だ。法人登録にも対応しており、プロダクション単位での活用にも対応する。
利用料・手数料無料という点が、個人クリエイターやマイクロインフルエンサーにとって大きな魅力であり、FanCha内でのファン活動を加速させている。
今後の展開と問い合わせ先
『FanChaマーケット』は今後さらなる機能拡張を予定しており、ユーザーとクリエイター双方にとって使いやすいプラットフォームを目指すとしている。
公式サイト・リンク一覧:
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『FanChaマーケット』紹介ページ:https://lp.fancha.jp/marketlp02/
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クリエイター登録:https://lp.fancha.jp/creator/
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公式X(旧Twitter):https://x.com/FanCha_s1