2025年7月4日から8日にかけて、横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールにて、五大路子によるひとり芝居『横浜ローザ 赤い靴の娼婦の伝説』が上演される。主催は一般社団法人横浜夢座。本公演は「戦後80年平和祈念三部作」の第二弾として企画されたもので、カンフェティにてチケットが販売中である。
実在の“メリーさん”をモデルに、五大路子が語る横浜の歴史
本作は、戦後の混乱期に横浜の街角で実際に目撃され続けた老娼婦“メリーさん”をモデルに、五大路子が1996年より演じ続けている代表作。白塗りの顔に赤い靴、白いドレスを身にまとった女性が横浜に実在し、その姿は伝説として語り継がれてきた。
五大はこの30年、たった一人でその人生を舞台に乗せ続けており、今作では「戦後80年」の節目を迎える2025年にあたり、改めて平和への想いと共に上演される。作は杉山義法、演出は文学座の西川信廣、フルート演奏を杉山葉子が担当する。
「横浜ローザ」あらすじ
第二次世界大戦後、荒廃した横浜の街角にひっそりと佇んでいた一人の女性——白塗りの顔、赤い靴を履き、静かに道行く人々を見つめる姿。その名はローザ、あるいは“メリーさん”。時代に翻弄されながらも、毅然とした眼差しで生き抜いた彼女の生き様は、多くの人の記憶に刻まれている。五大路子が語るローザの物語は、昭和・平成・令和と続く時代の中で、生きた証を静かに、力強く伝えてくる。

公演概要
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公演名:五大路子ひとり芝居『横浜ローザ 赤い靴の娼婦の伝説』
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日程:2025年7月4日(金)〜7月8日(火)
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会場:横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール(神奈川県横浜市中区新港一丁目1番1号)
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出演:五大路子
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作:杉山義法
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演出:西川信廣(文学座)
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音楽:杉山葉子(フルート)
タイムスケジュール
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7月4日(金)18:00
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7月5日(土)〜7月8日(火)各日14:00開演
※各回とも開場は開演30分前
チケット情報
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一般:6,000円(税込)
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学生:3,000円(税込)
※全席指定
チケット販売・詳細情報
チケットはカンフェティにて販売中。詳細は公式サイト(https://yumeza.com/news/3YzmQ_M_)を参照。