株式会社ファーストイノベーションは、グループ企業であるきんもくせい合同会社(本社:福岡県福岡市早良区、CEO:林理恵)と、合同会社LinksEntertainment(本社:福岡県福岡市中央区、CEO:梶川隆史)との連携により、新たなキャスティングサービス「INCASTRA(インカストラ)」の全国展開を2025年5月より開始した。
「INCASTRA」は、“Innovation + Casting + Astra(星)”を由来とし、企業・団体・自治体に対して、アンバサダーやインフルエンサー、司会者などのキャスティングを通じて、ストーリー性と体験価値を兼ね備えたプロモーションを実現する次世代型の人材マッチングプラットフォームである。
■“共鳴と革新”を軸とした独自の人選プロセス
INCASTRA最大の特徴は、単なる知名度やフォロワー数に頼るのではなく、クライアントの理念や価値観に共鳴し、革新的な影響力を発揮できる人材を選定するプロセスにある。キャスティングだけでなく、SNS施策や現場運営までを一括対応するワンストップ体制を整え、イベントやキャンペーンの効果を最大化する。
初期導入費用は税別50万円から。プロジェクトの内容や出演者の規模、地域特性に応じて柔軟にカスタマイズが可能である。
また、同社が提供する集客支援サービス「BOOST∞」や演出サービス「SparkLightLink」との連携により、より高度な体験設計を実現する点も魅力の一つだ。
■地方イベントで実証済みの実績
正式リリースに先駆け、「INCASTRA」は以下の地域イベントで試験導入されている。
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2025年3月/気仙沼大島 龍宮まつり
龍宮伝説をテーマに、現代版の浦島太郎と乙姫を一般公募し、地域の物語と結びついた演出が話題に。 -
2025年4月/周防大島つながり祭り
般若姫伝説をモチーフにした現代の姫役をキャスティング。ステージでの語りや演技を通じて地域文化を発信した。 -
2025年5月/ありがとうを伝える日(山口県宇部市)
一般公募による“ありがとう結婚式”を実施。地域住民とともに創る感動的なセレモニーとして注目を集めた。
■今後の展望とキャスティングの未来
INCASTRAは今後3年間で、地域密着型のアンバサダープログラム構築や、教育機関・地域団体との連携による若手育成支援、年間20件以上の導入実績を目指す。継続型キャスティングモデルの確立を通じて、ブランドと地域の価値を高めることを目的としている。
■各代表コメント
きんもくせい合同会社 CEO 林理恵 氏は「“キャスティング”という言葉に、“未来を共に創る”という意味を込めた。INCASTRAは、“誰と挑むか”がすべてを変えるサービスである」と語った。
合同会社LinksEntertainment CEO 梶川隆史 氏は「キャスティングは演出の起点であり、イベントの空気を決定づける。INCASTRAは、現場に最適な“人の力”を届ける仕組みだ」とコメント。
株式会社ファーストイノベーション 代表取締役 木ノ根雄志 氏は「今は“人を通じてブランドを好きになる時代”。INCASTRAは共鳴と体験を融合した次世代型プロモーションを実現する」と述べた。
今後、ブランドと人、地域と人をつなぐプラットフォームとして、INCASTRAは新たなキャスティングの価値を提案していく。