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「京都アニものづくりアワード2025」応募受付を開始 アニメ×異業種コラボを表彰、京まふで授賞式開催へ


個人アニメクリエイター特別賞を新設、DX時代の新潮流にも対応

アニメと異業種との優れたコラボレーション事例を表彰する「京都アニものづくりアワード2025」の応募受付が、2025年5月12日(月)よりスタートした。主催はアニものづくりアワード実行委員会。入賞作品およびグランプリの発表・授賞式は、2025年9月20日(土)・21日(日)に京都市で開催される西日本最大級のコンテンツ総合見本市「京都国際マンガ・アニメフェア2025(京まふ)」の会場内で行われる予定である。

「京都アニものづくりアワード2025」公式ビジュアル(イラスト:南岡明花音)

アニメ×企業のコラボを支援する日本唯一のアワード

「アニものづくりアワード」は、アニメ・マンガ・キャラクターといった日本発のコンテンツと異業種の企業・団体がコラボレーションする事例を顕彰する目的で、2017年に創設された。これまで累計930作品以上が応募され、過去にはサントリー×『君の名は。』、IBM×『ソードアート・オンライン』など、話題性と成果を兼ね備えたプロモーション事例がグランプリに選出されてきた。

近年では、食品、流通、IT、地域振興など、業界を問わずアニメ活用の広がりが進んでおり、本アワードはそれらの動向を示す一大指標となっている。

応募対象は6部門+特別賞、新設「個人アニメクリエイター動画特別賞」に注目

2025年は以下の6部門と、今年新設された「個人アニメクリエイター動画特別賞」、および総合グランプリが設定されている。

  • アニメーションCM部門

  • コンテンツタイアップ部門

  • オリジナルコンテンツ部門

  • クラフトデザイン部門

  • インターナショナル部門

  • 地方創生部門

  • 個人アニメクリエイター動画特別賞(新設)

「個人アニメクリエイター動画特別賞」は、SNSや動画配信サービスを中心に活動するインディペンデントなアニメーターによる、企業・団体とのタイアップ動画作品を対象とする。アニメ制作工程のDX化と発表手段の多様化が進む中、個人作家の活躍を評価する枠として注目を集めている。

応募期間と対象作品

応募受付期間は2025年5月12日(月)から6月30日(月)まで。対象となるのは、2023年1月1日から2025年6月30日までに実施・公開・発売されたプロジェクト・商品・プロモーションで、アニメやキャラクター等を活用したもの。

応募は『アニものづくりアワード』公式サイト(https://animono.jp)より可能となっている。

選考委員には業界有識者が集結

選考委員長は、KADOKAWA代表取締役社長の夏野剛氏。その他、エンタメ社会学者の中山淳雄氏、ジャーナリストの数土直志氏、スタジオM2代表の丸山正雄氏など、業界の第一線で活躍する専門家たちが審査にあたる。

また、特別選考委員としてAnime Expoの協力や、広告業界、グローバル展開に精通した人材も名を連ねる。

京まふ2025で授賞式開催、異業種連携の最前線を披露

入賞作品とグランプリは、2025年9月に京都市で開催される「京都国際マンガ・アニメフェア2025」内で発表・授賞式を実施予定。各賞の発表は公式ホームページおよび担当者へのメール連絡にて行われる。

京都を拠点に、日本のアニメ文化と異業種との融合を世界に発信する本アワードは、アニメの経済価値とマーケティング活用の可能性を示す貴重な場である。

公式情報