俳優ゾーイ・クラヴィッツとニコラス・ホルトが、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』以来の再共演を果たすことが明らかとなった。両者が出演するのは、デヴィッド・リーチ監督の最新作『How To Rob A Bank(ハウ・トゥ・ロブ・ア・バンク)』。Amazon MGMスタジオが製作を手がけ、2026年9月4日に全米公開を予定している。
本作にはクラヴィッツとホルトに加え、アンナ・サワイ、ピート・デヴィッドソン、レンジー・フェリスといった注目キャストが集結。ストーリーの詳細は現時点で明かされていないが、リーチ監督が過去に手がけた『ブレット・トレイン』『デッドプール2』『ザ・フォール・ガイ』といったアクション大作から想像するに、今回もスリリングな展開とユーモアが融合したエンターテインメントが期待される。
製作は87Northのケリー・マコーミックとリーチ監督自身に加え、Imagine Entertainmentのブライアン・グレイザー、ジェブ・ブロディ、アラン・マンデルバウムが名を連ねる。脚本を担当したのは、『ハンターズ』やリブート版『クリフハンガー』で注目を集めるマーク・ビアンカッリで、エグゼクティブ・プロデューサーとしてもクレジットされている。
本作はクラヴィッツにとって、Amazon MGMとの再タッグとなる。彼女は同スタジオ製作による映画『Blink Twice』で監督デビューを果たしており、同作は批評家から高い評価を受けた。これにより、クラヴィッツは俳優にとどまらないクリエイターとしての存在感を示したばかりだ。
クラヴィッツは今後、ダーレン・アロノフスキー監督のスリラー映画『Caught Stealing』で、オースティン・バトラーと共演する予定。同作は今秋公開が予定されている。
アクション映画ファンと映画業界関係者にとって、本作『How To Rob A Bank』は2026年の注目タイトルの一つとなりそうだ。続報に期待したい。