Moon Creative Labが主催する知的探究型イベント「VOOX Future Lab #8」が、2025年5月23日(金)に東京・表参道にて開催される。今回のテーマは、山上たつひこ原作、魚豊作画による話題作『チ。-地球の運動について-』。科学史の観点から作品を徹底的に読み解く読書会となっており、マンガまたはアニメ版を事前に視聴したうえでの参加が推奨されている。
科学と哲学の交差点を議論する場
当日はVOOXのChief Discovery Officer・日渡健介氏がモデレーターを務め、天文学や思想史を背景に『チ。』の内容を分析。コペルニクスの『天体の回転について』、山本義隆『世界の見方の転換』(全3巻)、ハンス・ブルーメンベルクによる「コペルニクス的回転と宇宙における人間の位置付け」など、学術的な参考文献をもとに議論を展開する予定だ。さらに、桜井邦朋『新版 天文学史』なども取り上げられる。
VOOX Future Labは、「リベラルアーツを土台に、未来を創るテーマを議論する」ことを目的としたプロジェクト。知的好奇心を共有し、学術と社会実装をつなぐことを目指している。
読書会の開催概要
日時:2025年5月23日(金)19:00〜21:00
場所:Moon Creative Lab(東京都港区・表参道駅徒歩1分)
課題図書:『チ。-地球の運動について-』(マンガ・アニメいずれかで視聴)
申込URL:https://voox-chi.peatix.com/view
ファシリテーター紹介:日渡 健介氏
イベントの進行を担うのは、VOOXのChief Discovery Officerである日渡健介氏。慶應義塾大学在学中に読書会を始めて以来、15年以上にわたってリベラルアーツを中心とした思索活動を継続。「概念思考」という独自メソッドを活用し、企業研修や学校教育にも取り組んでいる。専門分野は哲学・人口動態・音楽教育・日本詩歌の韻律など多岐にわたる。
Moon Creative Labについて
本イベントを主催するMoon Creative Labは、三井物産グループが2018年に設立したベンチャースタジオ。米・パロアルトと東京に拠点を持ち、人間中心の新規事業開発を支援している。デザイナーやエンジニア、起業経験者など多彩な専門人材による支援体制を備え、グループ外へのサービス提供も強化している。
社名:Moon Creative Lab Inc.(ムーンクリエイティブラボ)
代表者:President & CEO 横山賀一
設立:2018年8月23日
所在地:660 High Street, Palo Alto, California, USA/東京都港区北青山3-10-5
URL:https://www.mooncreativelab.com/ja/