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ドウェイン・ジョンソン、A24と再タッグ 心理スリラー映画『Breakthrough』に出演決定


俳優ドウェイン・ジョンソンが、映画スタジオA24と再びタッグを組むことが明らかになった。ジョンソンは、新作心理スリラー『Breakthrough(ブレイクスルー)』に出演する予定であり、現在注目を集めている脚本家ジーク・グッドマンが脚本を手がける。

物語の舞台は2000年前後の南カリフォルニア。疎外感を抱える若者が、カリスマ的なモチベーショナル・グル(指導者)と出会い、次第にその人物の魅力と支配に呑まれていく。しかしそのグルには、人を操る道徳的に問題のある手法と、闇に満ちた過去が隠されていたというストーリーである。ジョンソンは、このグル役として出演する。なお、主人公を含むそのほかのキャスティングは現在進行中で、監督は未定である。

本作『Breakthrough』は、A24が製作および資金提供を担当。プロデュースには、ステイシー・シェール率いるShiny Penny Productions、ジョンソンとダニー・ガルシアが率いるSeven Bucks Productionsが名を連ね、Lighthouse Management and Mediaのジェイコブ・エプスタインとジャスティン・ウルフがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。

近年、ジョンソンはアクションスターとしてのイメージを超えた役柄に挑戦しており、本作もその流れを汲むものとなる。今年10月には、MMAファイター、マーク・カーを演じる話題作『The Smashing Machine』(監督:ベニー・サフディ)の公開も控えており、賞レースでの活躍も期待されている。

さらにジョンソンは、20世紀スタジオで短編小説『Ripped』の映画化にも関与しており、プロデューサーとしてだけでなく、主演の可能性もある。また、レオナルド・ディカプリオ、エミリー・ブラントと共演するマーティン・スコセッシ監督の未タイトルハワイ犯罪映画にも出演が決定している。

脚本を手がけるジーク・グッドマンは、俳優・監督としても活動する多才なクリエイターで、Amazonの『I Know What You Did Last Summer』や『Cruel Intentions』のリブート版に主演した経歴を持つ。ジョンソンとグッドマンはともにWMEに所属しており、グッドマンはLighthouse Management & MediaおよびGoodman, Genow, Schenkmanにもマネジメントされている。

ドウェイン・ジョンソンとA24が仕掛ける新たな心理スリラー『Breakthrough』は、今後の製作進行やキャスティングの発表にも注目が集まりそうだ。