1990〜2000年代にギャル男カルチャーを牽引した雑誌『men’s egg(メンズエッグ)』が、2025年10月1日に10年ぶりの復刊を果たす。出版社の株式会社88は、復刊に先立ち5月25日(日)にZepp Shinjukuで表紙モデルオーディションとクラブイベント「men’s egg復活祭」を開催し、男性2名・女性2名のカバーモデルを決定する。新生『men’s egg』は多様性を重視し、リアルモデルだけでなく生成AIモデルも広告塔として起用する方針だ。
復刊の背景とコンセプト刷新
『men’s egg』は「その時代のトレンドに合ったイケてるメンズファッション雑誌」として一世を風靡したが、休刊から10年を経て再始動する。令和版のキーワードは**「個性」「多様性」「エンターテインメント」**。従来の“ギャル男”イメージを払拭しつつ、現代トレンドに合わせた10系統のモデルを起用して誌面を構成する。
起用予定の10系統モデル
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男性:俳優系/ワイルド系/ハーフ系/アーティスト系/ギャル男系
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女性:清純系/クールビューティー系/ハーフ系/ギャル系/アイドル系
表紙モデルオーディション概要
項目 | 内容 |
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名称 | men’s egg復活祭(表紙モデルオーディション&クラブイベント) |
日時 | 2025年5月25日(日)14:00〜20:00 《表紙モデル審査:17:30〜18:00》 |
会場 | Zepp Shinjuku(東京都新宿区歌舞伎町タワーB1F) |
選考 | men’s egg/pinkモデル最終候補約25名から 男性2名・女性2名を決定 |
予約販売 | 同日より公式ECサイトで雑誌予約開始 |
記念グッズ | 復活記念Tシャツを雑誌セット購入で15%OFF(6月30日まで) |
14:00〜17:30は他社によるDJパフォーマンスやファッションショーも併催。18:00以降は撮影タイムとして、選出モデルの取材やTikTok用コンテンツ制作を行う。
AIモデルとリアルモデルのハイブリッド戦略
株式会社88は、SNS広告塔として**「men’s egg AIモデル」**を正式導入。リアルモデルとAIモデルを適材適所で活用し、雑誌出版にとどまらない下記事業を展開する計画だ。
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men’s egg AI事業
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Live配信事業
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芸能SNSスクール事業
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イベント事業
AIモデルを主役に据えた新イベントも近日発表予定で、新旧カルチャーの融合によるブランド強化を狙う。
発売日と今後の展望
復刊号の発売日は2025年10月1日(水)。誌面では最新ストリートファッション、メンズ美容、音楽・クラブカルチャーを横断的に扱い、「面白ければ何でもやってみる」精神で尖った企画を展開する。株式会社88は「restartしたmen’s eggをタレント・モデル・インフルエンサーの登竜門に」と意気込みを語っている。