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ライアン・レイノルズ、ディズニーに“R指定版スター・ウォーズ”を提案 自身の出演は否定「自分には不向き」


俳優のライアン・レイノルズが、ディズニーに対し「R指定版スター・ウォーズ作品」の企画を提案していたことが明らかになった。彼は2025年5月23日配信のポッドキャスト番組「The Box Office」に出演し、その構想を語った。

レイノルズは、「ディズニーに『R指定の“スター・ウォーズ”をやらないか? A級キャラクターでなくてもいい。豊富な登場人物が使える』と pitch(提案)した」と発言。R指定にする理由については、「下品にしたいわけではない。感情を伝える“トロイの木馬”としてR指定を使いたい」と説明した。

これまで『スター・ウォーズ』シリーズでR指定となった映画やドラマは存在せず、最も“成熟した”作品とされるのは、2025年5月に完結したドラマ『アンドー』である。重厚なテーマを扱った同作が、シリーズの中でも異色の存在となっていた。

レイノルズは『デッドプール&ウルヴァリン』においてディズニー傘下のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のR指定映画を実現させた実績があるが、今回の『スター・ウォーズ』構想に関しては「自分が出演するつもりはない。それはミスマッチだと思う」と語り、あくまでプロデュースや脚本、裏方として関わりたい意向を示している。

さらに「“スター・ウォーズ”のような知的財産(IP)は、希少性と驚きで生き残る。Disney+の存在で“希少性”は失われがちだが、驚きを与えることはまだできる」ともコメントした。

『スター・ウォーズ』シリーズでは今後、ペドロ・パスカル演じるマンダロリアンと“ベビーヨーダ”ことグローグーが活躍する映画『マンダロリアン&グローグー』が公開予定。また、レイノルズと過去に複数作品でタッグを組んだショーン・レヴィ監督が、ライアン・ゴズリング主演の新作映画『スター・ウォーズ:スターファイター』の製作に取りかかっている。

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