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「ちはやふる」「らんまん」で注目の俳優が初の書籍化 講談社から1870円で刊行
俳優・坂口涼太郎の初エッセイ集『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』が2025年8月4日に講談社から発売されることが決定した。価格は1870円(税込)で、5月25日より予約受付を開始している。
坂口涼太郎は映画「ちはやふる」シリーズ、NHK連続テレビ小説「おちょやん」「らんまん」、カンテレ「罠の戦争」、映画「アンダーニンジャ」など数々の話題作に出演し、高い演技力と独特の存在感で視聴者の注目を集めている俳優だ。

講談社webマガジン「ミモレ」の人気連載が待望の書籍化
本書は講談社のwebマガジン「ミモレ」で連載されていた人気エッセイの書籍化作品である。関西弁で親しみやすく語りかける文体が特徴で、初執筆ながら読者から高い支持を獲得していた。
エッセイでは「あたりまえの日常こそが人生の舞台だ」というコンセプトのもと、働き方、家事、人間関係、美容、ファッション、社会問題など幅広いテーマを扱っている。読者からは「声を出して笑ってしまった」「癒されたり、ぐっときたりしている」といった反響が寄せられている。
「あきらめの記録」として綴られる等身大の生活エッセイ
坂口本人は本書について「あらゆることをあきらめてきた私の『あきらめの記録』」「煩悩まみれで怠惰で無謀で、ちゃぶ台の前でだるまのように転げ回りながら生活する私の『生活記』」とコメントしている。
本文では「自分の感情を解放して、悲劇があったりなかったりするけど、今日もなんとか生きていて、めんどくさがらずにお茶碗洗えてるやん、靴下に穴空くぐらい頑張ってるやんという生活にカムバックするあなたは間違いなく最優秀人生の主人公賞受賞です」として、日常を肯定的に捉える視点が貫かれている。

8月9日に発売記念イベント開催予定 詳細は後日発表
書籍の刊行を記念して、8月9日(土)に発売記念イベントの開催が予定されている。詳細については、坂口涼太郎のInstagram(@ryotarosakaguchi)および講談社「ミモレ」公式Instagram(@mimollet)で後日発表される予定だ。
多彩な才能で注目を集める坂口涼太郎のプロフィール
坂口涼太郎は1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。俳優業に加えて、歌人として「涼短歌」をSNSで披露し「NHK短歌」にも出演。Eテレ「ソノリオの音楽隊」ではダンサー兼振付師として活躍し、シンガーソングライターとしても活動している。
独創的なファッションやメイク、SNSでのポジティブな発信でも話題となっており、バラエティ番組では天真爛漫でテンション高めなキャラクターが注目されている。
『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』は8月4日発売予定で、ISBN13は978-406-539859-3となっている。