令和最速昇進の横綱・大の里、明治神宮で奉納土俵入り　ABEMAが無料生中継

杉本穂高 2025年5月29日

24歳の新横綱が歴史的瞬間を迎える　石川県出身では輪島以来3人目の快挙

新しい未来のテレビ「ABEMA」は、2025年5月30日（金）に東京・明治神宮で執り行われる第75代横綱・大の里関の推挙状授与式および初の奉納土俵入りを無料で生中継すると発表した。

史上最速ペースでの横綱昇進が実現

石川県出身で二所ノ関部屋所属の大の里関は、2025年5月28日の日本相撲協会による番付編成会議と臨時理事会において、満場一致で第75代横綱への昇進が正式決定された。大関として春場所12勝3敗、夏場所14勝1敗で2場所連続優勝を果たした成績が高く評価された結果である。

昇進伝達式では「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と力強い口上を述べ、新横綱としての決意を示した。

大の里関の横綱昇進は、相撲界において複数の記録を更新する歴史的な出来事となった。昭和33年に年6場所制が導入されて以降、わずか13場所での横綱昇進は最速記録である。

また、日本出身横綱の誕生は師匠でもある二所ノ関親方（元横綱・稀勢の里）以来8年ぶりとなる。さらに、石川県からの横綱誕生は輪島以来、史上3人目という快挙も成し遂げた。

新横綱の土俵入り様式には、伝統的な「雲龍型」が採用された。これは師匠である稀勢の里が現役時代に用いた型でもあり、継承と挑戦の象徴として注目を集めている。

明治神宮での奉納土俵入りは、新横綱にとって初めての公式な土俵入り披露となり、相撲ファンはもちろん、一般の注目も高まっている。

放送概要

ABEMAは24時間365日多彩なジャンルの約25チャンネルを放送する動画配信サービスで、登録不要で視聴できる。月額1,080円（税込）の「ABEMAプレミアム」では限定機能も利用可能である。

令和最速昇進を果たした24歳の新横綱・大の里関の歴史的瞬間を、多くのファンが見守ることになりそうだ。

※放送日程、内容、放送形態は予告なく変更になる可能性があります。