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ブラッド・ピット主演映画『F1』、トム・クルーズなら「もっと怖かった」とコジンスキー監督が証言


『トップガン マーヴェリック』監督が明かすキャスティング秘話

映画『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コジンスキー監督とジェリー・ブラッカイマー・プロデューサーが、現在制作中のブラッド・ピット主演映画『F1』について、もしトム・クルーズが主演だったらどうなっていたかという興味深い証言を行った。

『F1』は、『トップガン マーヴェリック』の大成功(世界興行収入14億ドル)を受けて制作が決定したF1レーシング映画である。コジンスキー監督は「トムは常に限界まで攻めるが、同時に非常に有能で熟練している。両者とも運転の天性の才能を持っているが、トムの方が我々をもう少し怖がらせたかもしれない」と語った。

アクション監督も「クラッシュしていた」と証言

『トップガン マーヴェリック』から『F1』に参加したスタッフの一人で、多数の『ミッション:インポッシブル』シリーズを手がけたアクション・車両監督のグラハム・ケリー氏は、より具体的にコメントした。

「クラッシュしていただろう。トムは本当に限界まで攻める。それが私を恐怖させる。トムと数多くの『ミッション:インポッシブル』を制作したが、彼のために車を作り、スタントを行うのは最もストレスフルな経験だ。一方ブラッドは話を聞き、自分の能力を理解している。彼なら『それはやらない』と最初に言うと思う」

コジンスキー監督の映画製作遍歴

興味深いことに、コジンスキー監督は『トップガン マーヴェリック』以前に、トム・クルーズとブラッド・ピットを主演に据えた『フォードVSフェラーリ』の独自版を企画していた。両俳優が実際の運転を希望したが、監督が提案した予算が高すぎてプロジェクトは頓挫。最終的にジェームズ・マンゴールド監督がクリスチャン・ベールとマット・デイモンで製作した。

最新作品の興行成績

現在、トム・クルーズは『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』で世界興行収入2億ドルを記録し、29年続くフランチャイズの新記録を樹立している。一方、ブラッド・ピット主演の『F1』は6月27日に全米公開予定である。

ソース:Tom Cruise ‘F1’ Movie Would’ve Had Car Crashes, Says Crew