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西湘映画祭グランプリ受賞作品の舞台挨拶イベントが渋谷シネクイントで5月31日から6月5日まで開催
現在公開中の映画『キムソジュン』(監督:小川北人)の公開記念舞台挨拶に、映画界を代表する豪華ゲストの登壇が決定した。5月31日から6月5日までの期間中、武雅治監督、松本優作監督、俳優・遠藤雄弥氏、塚本連平監督といった多彩な顔ぶれが日替わりで登壇し、小川北人監督との特別トークセッションを繰り広げる。
西湘映画祭グランプリ受賞のサスペンス・エンターテインメント作品
映画『キムソジュン』は、5月23日より渋谷シネクイント他全国で順次公開されている話題作である。本作は西湘映画祭でグランプリを受賞し、宮古島チャリティー映画祭でも入賞を果たしている。
物語は、大晦日に発生した一家殺人事件を追うフリージャーナリストが、「キムソジュン」という謎の男にたどり着くことで日常が徐々に歪んでいくサスペンス・エンターテインメントである。伊藤慶徳と佐々木道成がダブル主演を務め、異才・小川北人監督の商業デビュー作として注目を集めている。
小川北人監督の経歴と作品への評価
監督・脚本・編集を手掛けた小川北人監督は、2018年に映画制作チーム「ゼロフィルム」を立ち上げた新進気鋭のクリエイターである。監督作『歌舞伎町ヴァージンジャンプ』は門真国際映画祭2021において、1000本の応募の中から最優秀監督賞を受賞し、西湘映画祭でもグランプリを獲得した実績を持つ。
豪華ゲスト陣のプロフィールと登壇スケジュール
5月31日(金)登壇:武雅治監督
助監督として崔洋一監督、井筒和幸監督、中島哲也監督らの作品に参加し、2007年に『ボーイ・ミーツ・プサン』で監督デビューを果たした。『百円の恋』『イン・ザ・ヒーロー』『全裸監督』など話題作を多数手がけ、日本映画界に独自の視点を提示し続けている実力派監督である。
6月3日(月)登壇:松本優作監督
23歳で監督した『Noise ノイズ』が海外映画祭で高い評価を受け、以降『ぜんぶ、ボクのせい』で商業デビューを果たした。ネパールとの国際合作映画『Bagmati River』は世界各国で上映され、現在最も注目される若手監督の一人である。短編『日本製造/メイド・イン・ジャパン』では30分の短編としては異例の単独公開も成功させている。
6月4日(火)登壇:遠藤雄弥氏(俳優)
映画『ジュブナイル』で映画デビューを果たし、『ミュージカル テニスの王子様』越前リョーマ役で人気を博した。以降も多数の映画・ドラマに出演し、2025年には『辰巳』で高崎映画祭・最優秀主演俳優賞を受賞している。
6月5日(水)登壇:塚本連平監督
『時効警察』『ドラゴン桜』などの演出で知られ、映画『着信アリ2』『今日も嫌がらせ弁当』などでヒットを飛ばしている。Z級映画の名付け親としても知られ、企画開発から演出までをこなすマルチな映画人である。
舞台挨拶イベント詳細情報
開催会場: 渋谷シネクイント
住所: 東京都渋谷区宇田川町20-11 渋谷三葉ビル7階
開催時間: 各日20:05の回上映後
料金: 通常料金/全席指定(各種前売り券・特別鑑賞券使用可、招待券のみ不可)
チケット販売情報
- インターネット販売:5月21日(水)0:00より
- 劇場窓口販売:5月21日(水)劇場開場時間より
- 販売枚数に達次第終了
映画『キムソジュン』あらすじ
フリージャーナリストの趙は、大晦日に起こった一家殺人事件を記事にしようとしていた。取材を続ける中で、「キムソジュン」という一人の男にたどり着く。キムソジュンとは一体何者なのか。彼を追い始めた趙の日常が少しずつ歪みだし、物語は大きな結末を迎える。
キャスト・スタッフ情報
出演: 伊藤慶徳、佐々木道成、井筒しま、古見陽香里、米倉啓、コガケースケ、山崎隆太朗、荒岡龍星、ノブイシイ、田名瀬偉年、吉田恵智華、結城和子
スタッフ: 監督・脚本・編集:小川北人、プロデューサー:関根大介、撮影:柳田純一、録音:古屋裕規、音楽:RyotaHorii (mnip)、配給:アークエンタテインメント、制作プロダクション:TEAM ゼロフィルム
映画『キムソジュン』は現在、渋谷シネクイント他全国で公開中である。詳細は公式サイト(zerofilm2024.com)および公式X(@ZEROFILM2018)で確認できる。