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BTS所属事務所HYBE、激震!元幹部インサイダー取引疑惑で検察が家宅捜索


BTS所属事務所HYBEに捜査の手、元幹部の株取引で最大2億4000万ウォンの不正利益か

2025年5月30日 – 韓国の大手芸能事務所HYBE(ハイブ)のソウル本社が木曜日、検察による家宅捜索を受けた。BTSやSeventeenなど世界的K-POPアーティストを抱える同社の元幹部によるインサイダー取引疑惑に関する捜査の一環である。

HYBE、当局の捜査に全面協力の姿勢

ソウル南部地検は、同社の元幹部が内部情報を利用した株式取引により最大17万6500ドル(約2億4000万ウォン)の不正利益を得たとする疑惑を捜査している。韓国メディア「コリア・タイムズ」が報じた。

HYBEグローバルの広報担当者は「元従業員の行為に関する当局からの情報提供要請に対し、我々は協力している」との声明を発表した。

YG Plus株式取引が捜査対象、HYBE投資計画の事前入手疑惑

捜査対象となっている元幹部の身元は公表されていないが、同人物がHYBEのYG Plus(YGエンターテインメント系列会社)への投資計画を事前に知った上で、同社株式を購入したとされている。この取引が今回の捜査の焦点となっている。

創業者バン・シヒョク氏も別件で金融当局の監視下

一方、HYBEの創業者兼会長であるバン・シヒョク(方時赫)氏についても、韓国金融監督院による別の調査が進行中である。同氏が2020年の同社株式公開前に投資家を意図的に誤解させた疑いが持たれており、12月に違法行為の報告が浮上している。

HYBE、グローバル展開を加速も捜査の影響に注目

過去5年間でHYBEは国際展開を積極化し、ラテンアメリカや米国など世界市場での事業拡大を図ってきた。今回の捜査が同社の今後の事業展開に与える影響が注目される。

なお、HYBE Americaは本件に関するコメント要請に応じていない。