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サン・セバスチャンの映画学校出身の宇和川輝監督 長編デビュー作「ユリシーズ」公開決定!国際映画祭が注目するトリプティック映画


宇和川輝監督による長編デビュー作「ユリシーズ」が、2025年7月19日(土)よりポレポレ東中野、8月23日(土)よりシネ・ヌーヴォで公開されることが決定した。

同作品は、マルセイユ国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭、東京フィルメックス、全州国際映画祭など各国の主要な映画祭に選出され、国際的な注目を集めている。

Ⓒikoi films 2024

3つの地域を舞台にしたトリプティック構造

「ユリシーズ」は、マドリード、バスク地方のサン・セバスチャン、岡山県真庭市という3つの異なる地域を舞台としたトリプティック(三部作)形式の作品である。

第1部では、スペイン・マドリード在住のロシア人アレフティーナとその息子ディミトリが父親の帰りを待つ物語が描かれる。第2部では、バスク地方サン・セバスチャンに暮らすエナイツが日本人のイズミと出会う様子を描く。第3部では、岡山県北中部の真庭市で、カズコが亡き夫のお盆を孫のヒカルと迎える姿が描かれる。

本作品は日本語、スペイン語、バスク語、ロシア語、英語の5か国語で制作された73分の作品で、異なる土地や言語、思い出を描きながら現代を生きる私たちすべてのための物語として構成されている。

国際的な制作体制

監督・編集を手がけた宇和川輝氏は、スペイン・サン・セバスチャンの世界的映画学校出身で、この学校を日本人として初めて修了した。製作には関野佳介氏も参加し、撮影には宇和川輝氏、エイヴリー・ドゥンカン氏、関野佳介氏があたった。

出演者には、アレフティーナ・ティクホノーヴァ、ディミトリ・ティクホノーヴ、エナイツ・スライカ、石井泉、原和子、宇和川輝などが名を連ねている。

作品情報

  • タイトル: ユリシーズ
  • 監督・編集: 宇和川輝
  • 制作年: 2024年
  • 制作国: 日本・スペイン
  • 上映時間: 73分
  • 言語: 日本語、スペイン語、バスク語、ロシア語、英語
  • 製作・配給: ikoi films
  • 公開日: 2025年7月19日(土)ポレポレ東中野、8月23日(土)シネ・ヌーヴォ