2025年6月4日リリース決定 メンバーからのサプライズプレゼントが転機に
L’Arc-en-Cielのベーシスト・tetsuyaが率いるトリビュートバンド「Like-an-Angel」が、完全オリジナル楽曲「Angel beside yoU」を2025年6月4日にリリースすることが発表された。これまでL’Arc-en-Cielの楽曲を演奏してきた同バンドにとって、オリジナル楽曲のリリースは大きな転機となる記念すべき作品である。

目次
EX THEATER ROPPONGIで初披露 SNSでトレンド入り
楽曲は4月26日にEX THEATER ROPPONGIで開催された「LIVE 2025 Angel beside yoU」で初披露された。ライブタイトルにもなっていた同楽曲がデビューシングルになることを予想していたファンは少なく、アンコール1曲目での突然の演奏は多くの観客を驚かせた。
同日公開されたMusic Clip(https://youtu.be/VHC1SqFhalo)も話題を呼び、「#LikeanAngel」「#ライク」がTwitterでトレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいる。
ヴォーカルjekyllが作詞・作曲 ファンとの絆を歌った楽曲
「Angel beside yoU」の作詞・作曲を手がけたのは、バンドのヴォーカルを務めるjekyllである。楽曲制作にあたり、jekyllは「Like-an-Angelとは何か」を追求し、L’Arc-en-Cielへのリスペクトと愛、そして5人編成だからこそ表現できる「Like-an-Angelらしさ」を込めた。
特に印象的なのは、作詞においてファンとの関係性に焦点を当てた点だ。jekyllは「僕たちAngel(天使)が生きるためにはファンの皆さんからのサポートや強い信念がなくてはならない。でも逆に、ファンのみんなが落ち込んでいたり悲しい時は僕たちがいつもそばにいると伝えたい」と語り、Like-an-Angelとファンとの尊い関係を楽曲に込めたことを明かした。

tetsuyaへのサプライズプレゼントから誕生
この楽曲の誕生には感動的なエピソードがある。「Angel beside yoU」は2024年10月3日、全国ライヴツアー「CLUB CIRCUIT 2024 L’Arclassic」のファイナル当日に、誕生日を迎えたtetsuyaへのサプライズプレゼントとして、メンバーから贈られた楽曲だった。
メンバー全員からの愛と感謝を込めたこの楽曲は、tetsuyaにとって最高の贈り物となり、Like-an-Angelが新たなステージへ進むきっかけとなった。
豪華仕様でのリリースとイベント開催
6月4日にリリースされる「Angel beside yoU」は、CD+Blu-rayの2枚組で構成される。CDには楽曲本編とjekyllのヴォーカルを抜いたインストゥルメンタル版を収録。Blu-rayにはMusic ClipとMaking映像を収録予定で、価格は5,500円(税込)となっている。
リリースを記念して、6月6日にTSUTAYA EBISUBASHI、6月7日にSHIBUYA TSUTAYAにて、tetsuya登壇のトークイベントが開催される。tetsuya初のお見送り会付きイベントで、デビューシングルについて直接質問できる「質問タイム」も設けられる予定だ。
実力派メンバーで構成される5人組
Like-an-Angelは、jekyll(ヴォーカル)、reno(ギター)、saki(ギター)、tetsuya(ベース)、hibiki(ドラムス)の5人で構成されている。
jekyllは外国籍ながら日本語歌詞を難なく歌いこなし、幅広いレンジを誇る表現力豊かなヴォーカリスト。renoは元ViViDのギタリストで、抜群のメロディセンスを持つ若手ナンバーワンと評される実力者。sakiはMary’s Blood、NEMOPHILIAを経てソロとしても活躍する日本を代表する若手女性ギタリスト。hibikiは摩天楼オペラのドラマーとしても活動し、正確な理論に裏付けされたテクニックを誇る。
海外進出も視野 今後の活動にも注目
Like-an-Angelは今後、6月7日にU-NEXTでの「LIVE 2025 Angel beside yoU」独占配信、8月22日にはインドネシア・ジャカルタで開催される「LaLaLa Festival 2025」への出演、10月3日には恵比寿The Garden Hallでの「THANK YOU」公演が予定されており、国内外での活動が本格化する。
L’Arc-en-Cielのトリビュートバンドとして出発したLike-an-Angelが、オリジナル楽曲のリリースを機に唯一無二の存在へと進化を遂げる。今後の活動に大きな期待が寄せられている。

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