Netflixの大ヒットドラマ『ウェンズデー』が、待望のシーズン2から冒頭6分間の映像を初公開するとともに、レディー・ガガのゲスト出演を正式に発表した。
発表の舞台となったのは、現地時間5月31日にロサンゼルス・Kiaフォーラムで開催されたNetflixのファンイベント「TUDUM」。レディー・ガガは同イベントでパフォーマンスも披露し、華やかな演出でファンを魅了した。
レディー・ガガは『ウェンズデー』シーズン2でネヴァーモア学園に加わる“モンスターたち”の一員として登場。役柄の詳細は未公表だが、物語に大きな影響を与えるゲストキャラクターになるとみられる。
ステージでは、「Here lies the monster queen(ここに眠るモンスタークイーン)」と記された棺から登場したガガが、新作アルバム『Mayhem』より「Zombieboy」を披露。続けて、シーズン1のバイラルシーンで使用されたThe Crampsの「Goo Goo Muck」に合わせたダンスパフォーマンスの後、「Abracadabra」を歌い上げ、再び棺へと消えていった。
レディー・ガガと『ウェンズデー』の関係は以前から注目されていた。シーズン1で主人公ウェンズデー(演:ジェナ・オルテガ)が披露した独特なダンスがSNSで話題となり、ガガの楽曲「Bloody Mary」とのリミックスバージョンが人気を博した経緯がある。その後、ガガ自身もTikTok上で「Bloody Wednesdayダンス」を披露し、さらなる話題を呼んでいた。
シーズン2は2部構成で配信され、第1部は2025年8月6日、第2部は9月3日に公開予定。新キャストとして、スティーヴ・ブシェミ、ビリー・パイパー、エヴィー・テンプルトン、オーウェン・ペインター、ノア・テイラーらがレギュラーに加わり、ゲスト出演にはクリストファー・ロイド、ジョアンナ・ラムリー、タンディ・ニュートン、フランシス・オコナー、ヘイリー・ジョエル・オスメント、ヘザー・マタラッツォ、ユーナス・スオタモらが名を連ねる。
さらに、前作に続きハンター・ドゥーハン、エマ・マイヤーズ、ジョイ・サンデー、ルイス・ガスマン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、フレッド・アーミセン、アイザック・オルドネス、ルヤンダ・ウナティ・ルイス=ニャウォが再登場する。
レディー・ガガはこれまでにも『アリー/ スター誕生』(アカデミー賞歌曲賞受賞・主演女優賞ノミネート)、『ハウス・オブ・グッチ』、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』、『アメリカン・ホラー・ストーリー』など、俳優としても多彩なキャリアを築いている。
『ウェンズデー』は2022年のシーズン1配信時にNetflix英語シリーズ史上最多の視聴数(2億5200万ビュー)を記録し、20週連続でグローバルトップ10にランクイン。ジェナ・オルテガの人気を不動のものとし、彼女の主演する『ビートルジュース ビートルジュース』にも注目が集まっている。
Netflixは今回、シーズン2のオープニング映像も公開。ウェンズデーがシリアルキラー(演:ヘイリー・ジョエル・オスメント)の地下室に囚われた場面から物語が幕を開ける。彼女は冷静に、自らがどのようにして捕らわれたのかを語り始める――「奴は私を次の犠牲者だと思っている」。
注目度の高い新シーズンに、ガガの参戦がさらなる話題を呼ぶことは間違いない。Netflixは今夏、再び「モンスターの女王」と「奇妙な学園」の世界で視聴者を魅了することになりそうだ。