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生口島・因島・大三島を舞台に6日間の文化イベント、昨年3,000人来場の実績
広島・愛媛 2025年6月2日 瀬戸内海の島々を舞台とした文化イベント「しまなみ映画祭2025」が、9月13日から6日間にわたって開催されることが決定した。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道沿いの生口島、因島、大三島の3島で同時開催される。
しまなみ映画祭とは?瀬戸内の島々を巡る文化体験イベント
しまなみ映画祭は、映画上映を中心としながら音楽ライブ、アート展示、地域グルメなどを組み合わせた総合文化イベントである。「Cruise to the Unknown(未知への航海)」をテーマに掲げ、来場者が島ごとに異なる風景や文化、価値観に触れる機会を提供している。
開催概要
- 開催日程:2025年9月13日(土)〜15日(月・祝)、20日(土)〜21日(日)、23日(火・祝)の計6日間
- 開催場所:生口島(広島県尾道市)、因島(広島県尾道市)、大三島(愛媛県今治市)
- 主催:しまなみ映画祭実行委員会
- 運営:株式会社しおまち企画
2024年初開催で3,000人来場、地域との連携で成功
昨年初開催となった「しまなみ映画祭2024」では、神奈川県逗子市の「逗子海岸映画祭」を手がけるCINEMA CARAVANと連携。3日間の開催期間中に延べ3,000人以上が来場し、地域密着型映画祭としての基盤を築いた。
昨年の主なプログラムには以下が含まれた:
- 野外シネマ上映(生口島)
- ライブパフォーマンス(大三島)
- チアリーディングパフォーマンス(生口島)
- 恐竜模型展示(因島)
2025年の新たな取り組み:マリンアクティビティと教育プログラム
今年度は前回の課題を踏まえ、以下の新企画を導入する:
海との連携強化 前回「海を体感する機会が少なかった」という反省から、マリンアクティビティを積極的に取り入れる。しまなみ海道の魅力である瀬戸内海をより身近に感じられるプログラムを展開予定。
地域教育プログラム 地元の子どもたちが本格的な映画や音楽に触れる機会として、アーティストや映画制作者を島に招聘。作品鑑賞だけでなく、創作プロセスや制作者の想いに触れるワークショップを実施する。
環境配慮の取り組み 持続可能な映画祭運営を目指し、以下の環境対策を継続・拡充:
- プラスチックごみ削減のためのアルミカップ導入
- 竹害対策として伐採した竹を活用した竹テント設営
- 廃材の再利用促進
チケット販売と作品発表は7月1日開始
チケット販売開始:2025年7月1日 同時に上映作品、出演アーティスト、各島でのイベント詳細を順次発表予定。最新情報は公式ウェブサイトおよびSNSで確認できる。
クラウドファンディングで運営資金150万円を募集
募集概要
- 期間:2025年6月1日〜7月31日
- 目標金額:150万円
- 方式:All-in方式
- プラットフォーム:FOR GOOD
資金使途 支援金は以下の運営費に充当される:
- 上映機材レンタル費
- 作品配給料
- アーティスト招聘費
- 広報制作費
- スタッフ支援費
主なリターン内容
- 5,000円:エンドロールにお名前掲載
- 10,000円:上記+オリジナルTシャツ1枚
- 30,000円:上記+映画招待券1枚+VIPバッジ1枚+ウェルカムドリンク1杯
- 50,000円:上記特典の2人分セット
アクセス・お問い合わせ
公式情報
- WEBサイト:https://shimanami-film.jp/
- Instagram:@shimanami_film_fest
しまなみ映画祭は、瀬戸内海の自然と文化を活かした持続可能な地域イベントとして、映画ファンのみならず観光客や地域住民にも親しまれる文化拠点を目指している。