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認知症世界の歩き方映画化プロジェクト、世界8カ国同時クラウドファンディング開始


英語圏での資金調達が本格始動、フランス・台湾も6月中旬から参加予定

2025年6月2日 – 特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(本拠地・東京都文京区、代表・筧裕介)は2日、認知症とともに幸せに生きる人生をすべての人に届ける映画『認知症世界の歩き方』の制作に向けて、全世界8カ国を舞台にしたクラウドファンディング・シリーズを本格始動すると発表した。

英語圏を皮切りに世界展開、認知症観の変革を目指す

第一弾として、英語圏(アメリカ・イギリス・カナダなど)でのクラウドファンディングを6月2日より開始した。続いて、フランス・台湾など他国でのキャンペーンも6月中旬から順次スタートする予定である。

同団体は、より多くの人にこのプロジェクトに関わってもらうため、最初からグローバルに展開する方針を打ち出した。認知症は特別な誰かの話ではなく、人生100年時代において私たち一人ひとりが向き合う課題であるとの認識を示している。

8カ国での展開で「人類の認知症観を変える」挑戦

日本を皮切りに、世界8カ国(フランス、台湾、中国、韓国、イギリス、アメリカ、カナダ、シンガポール)でクラウドファンディングを展開し、世界中の仲間とつながりながら「人類の認知症観を変える」挑戦を進める計画である。

各国でのクラウドファンディングの詳細は以下の通りである:

KICKSTARTER(英語圏)

  • 期間:2025年6月2日(月)9:00開始
  • 目標金額:100万円

ULULE(フランス)

  • 期間:2025年6月17日(火)9:00開始
  • 目標金額:100万円

Zec Zec(台湾)

  • 期間:2025年6月17日(火)9:00開始
  • 目標金額:500万円

世界の実践者とのトークイベントも開催

この全世界クラウドファンディング開始を記念し、世界各国の「旅人たち(現地の実践者)」と語り合うトークイベント「旅人たちと巡る、世界の”認知症”」を6月より開催する予定である。

イベントでは、それぞれの地域での認知症事情や先進的な取り組み、そして「認知症との向き合い方」の多様さについて、国境を越えて対話する場を提供する。

issue+designについて

issue+design(イシュープラスデザイン)は、「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に、2008年から始まったソーシャルデザインプロジェクトである。市民・行政・企業が参加し、地域・日本・世界が抱える社会課題に対して、デザインの持つ美と共感の力で挑んでいる。

これまでに東日本大震災のボランティアを支援する「できますゼッケン」、妊娠・出産・育児を支える「親子健康手帳」、認知症の方が生きる世界を見える化する「認知症世界の歩き方」など、行政や企業とともに多様なアプローチで地域が抱える課題解決に挑むデザインプロジェクトを多数実施している。

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