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キンプリ高橋海人が時代劇初挑戦!長澤まさみ主演『おーい、応為』で絵師・渓斎英泉役に抜擢


キンプリ高橋海人が時代劇初挑戦!長澤まさみ主演『おーい、応為』で絵師・渓斎英泉役に抜擢

King&Prince高橋海人の時代劇デビュー作品が10月17日公開決定

King&Princeのメンバーである高橋海人が、長澤まさみ主演の映画『おーい、応為』(10月17日公開)で時代劇に初挑戦することが明らかになった。本作で高橋は、江戸時代の絵師・渓斎英泉(善次郎)役を演じ、葛飾北斎の娘・応為(長澤まさみ)の友人として重要な役割を担う。

高橋海人が演じる渓斎英泉とは?江戸時代の実在絵師役に挑戦

高橋が演じる渓斎英泉(けいさい・えいせん)は、江戸時代に実在した美人画を得意とする人気絵師である。北斎の門下生でありながら、応為とは気心の知れた友人関係を築いていた。若くして両親を亡くし、家族を養うために絵師を職業とした現実主義者でありながら、酒と女性を愛する一面も持つ複雑な人物だ。

高橋は「軽薄な江戸の男を装いながらも、応為と北斎の才能と唯一無二の絆を間近で見続けた善次郎を、色気たっぷりに、かつ冷静に世の中を見るクールな男性として演じる」と役作りについて語っている。

渓斎英泉は1790年(寛政2年)、江戸星ヶ岡(現在の東京都千代田区永田町付近)に生まれた。本名は池田義信(または茂義)、通称は善次郎。父は下級武士であり、幼少期に実母を亡くし、父と継母、3人の妹とともに育った。

12歳のとき、狩野派の絵師・狩野白桂斎に師事し、絵の修行を始める。15歳で元服し、安房国北条藩の江戸屋敷に仕官するが、17歳で浪人となる。その後、狂言作者・篠田金治(後の二代目並木五瓶)のもとで見習いとして働き、狂言の世界に触れる。

20歳で父母を相次いで亡くし、妹たちを養うために浮世絵師・菊川英山の門人となり、本格的に浮世絵の道を歩み始める。また、近所に住んでいた葛飾北斎とも交流があり、その画風にも影響を受けた。自伝『无名翁随筆』(1833年)では、北斎の画法を学び、自らの画風を確立したことを記している。

大森立嗣監督との初タッグ!高橋海人の撮影体験談

本作のメガホンを取るのは、長澤まさみと『MOTHER マザー』(2020)以来のタッグとなる大森立嗣監督である。高橋にとって大森監督作品への出演は初めてとなり、「生々しさがどの作品にもあって、美しさやパンクさがあるのがかっこいい」と以前から監督作品のファンだったことを明かした。

時代劇初挑戦への不安もあったという高橋は、「クランクイン前は大森監督に本読みをさせて頂きたいとご相談したほど」だったと振り返る。しかし撮影期間中は「時代劇ならではの所作など学びが多く、毎日新鮮な1か月」となり、充実した撮影体験を積むことができた。

高橋海人の特技が活かされた絵画シーン!監督が急遽追加

高橋海人は趣味で絵を描くことでも知られており、テレビ番組で様々なアート作品を披露してきた実績がある。当初、本作では絵を描くシーンは予定されていなかったが、高橋の特技を知った大森監督がシーンを追加。高橋は撮影前に筆で絵を描く練習を重ね、劇中でその腕前を存分に発揮している。

長澤まさみ・永瀬正敏との共演で得た学び

共演者の長澤まさみと永瀬正敏について、高橋は「長澤さんが自然に引き出してくださって、すごく頼りにさせていただいた」「永瀬さんはとてもストイックな方で、監督と細かいところまで話し合われているのを見ると奮い立たされた」と語り、両俳優から多くの刺激を受けたことを明かした。

映画『おーい、応為』の見どころ

本作は飯島虚心の「葛飾北斎伝」、杉浦日向子の「百日紅」を原作とし、葛飾北斎の娘であり弟子でもあった葛飾応為の人生を描く。茶も入れられず針仕事もできないが、親譲りの画才と豪胆さで男社会を駆け抜けた先駆的な女性アーティスト・応為の物語は、現代にも通じる強いメッセージを持つ。

永瀬正敏が父・北斎を演じ、長澤まさみ、高橋海人との三人の関係性が作品の大きな見どころとなっている。

公開情報

作品名: 『おーい、応為』
公開日: 2025年10月17日
監督: 大森立嗣
主演: 長澤まさみ
出演: 高橋海人(King&Prince)、永瀬正敏
原作: 飯島虚心「葛飾北斎伝」、杉浦日向子「百日紅」