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新文芸誌「GOAT」第2号が発売開始 前号は異例の4刷5万部を達成


小学館の新文芸誌「GOAT」の第2号が2025年6月4日に発売された。昨年11月に創刊した第1号は文芸誌としては異例の4刷5万部を記録し、話題を集めている。

異例のヒットを記録した新文芸誌「GOAT」とは

「GOAT」は株式会社小学館が発行する新しい文芸誌である。誌名は紙を愛する「ヤギ」と「Greatest Of All Time(史上最高の)」の二つの意味を込めて名付けられた。創刊号となる第1号は昨年11月の発売以来、多くのメディアで取り上げられ続けており、文芸誌としては異例の成功を収めている。

第2号は定価510円(税込)、A5判520ページで構成されている。ISBN978-4-09-802109-3として発売され、「GOAT Summer 2025」のタイトルが付けられている。

豪華ラインナップと読者プレゼント企画

第2号では超豪華な執筆陣による作品を収録している。また、読者向けのプレゼント企画として、野﨑まどとのコラボ企画「ゴートくんブックエンド第2弾」を用意している。

BOOK HOTELとのコラボレーション企画が決定

「GOAT」は京都と東京でホテルとのコラボレーション企画を展開する。BOOK HOTEL 京都九条(京都市南区東九条烏丸町41)およびBOOK HOTEL 神保町(東京都千代田区神田神保町2-5-13)において、GOATのメインマスコットキャラクター「ゴートくん」をモチーフにしたスペシャルルーム「ゴートくんルーム」を設置する。

予約開始は2025年8月下旬、宿泊期間は2025年9月中旬からとなっている。宿泊者限定でコラボノベルティの提供・販売も予定されており、SNS投稿キャンペーンや来館特典も企画されている。

オリジナルレターセット制作プロジェクト

作家の佐原ひかりの物語をモチーフに、文具メーカーのスコープと「GOAT」オリジナルレターセットの制作が決定した。イラストレーターのchonaが物語の世界を描く予定で、詳細は第3号で発表される。

オーディオブック配信でバリアフリー化を推進

「GOAT」は読書バリアフリーの充実を目指しており、第1号をAmazonオーディブルの協力でオーディオブック化している。注目すべきは、小川哲の作品「嘔吐」のナレーションを、GOATの寄稿者でもある劇作家の長塚圭史が担当したことである。第2号も「From GOAT」シリーズとして順次配信予定だ。

姉妹誌「GOAT meets」が7月に創刊

「GOAT」の姉妹誌「GOAT meets」が2025年7月24日に創刊される。B5判型で予価2200円(税込)となっている。読者が作家と出会い、作家が新たなテーマと出会う場として位置付けられている。

第一特集では、金原ひとみと朝吹真理子による「韓国文学を旅する」企画を実施する。2人の芥川賞作家がイ・ランら韓国人クリエイターと出会い、その取材体験を書き下ろし小説として発表する。また、漫画家の今日マチ子は名著『cocoon』から15年の節目として、戦後80年の沖縄を訪れ、その風景を描き下ろす予定である。

執筆陣には金原ひとみ、朝吹真理子、イ・ラン、今日マチ子、小佐野彈、小田雅久仁、乙一、小泉綾子、櫻木みわ、滝口悠生、チョン・セラン、中山祐次郎、乗代雄介、李琴峰らが名を連ねている。

公式サイトとSNSアカウント

「GOAT」の最新情報は公式サイト(https://dps.shogakukan.co.jp/goat)およびXアカウント(@goat_shogakukan)で確認できる。

「小説を、心の栄養に。」をコンセプトに掲げる「GOAT」は、今後も文芸界に新しい風を吹き込む存在として注目を集めそうだ。