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韓国ドラマ脚本術の決定版が登場 『韓国式ストーリーのつくりかた』6月9日発売


世界を魅了する韓国ドラマの秘密を30年の現場経験を持つ専門家が徹底解説

日経BPは6月9日、韓国の人気脚本家・パク・ソンス氏による『韓国式ストーリーのつくりかた』を発売する。価格は2,200円(税込)、全392ページのA5判である。

韓国ドラマはなぜ世界で成功するのか

『梨泰院クラス』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など、世界中で話題となった韓国ドラマ。その成功の秘密について、30年の現場経験を持つ脚本家・ドラマプロデューサーのパク・ソンス氏が解き明かす。

同氏は脚本術の先生としても人気が高く、『ユミの細胞たち』脚本家ソン・ジェジョン氏も「この本を読んだ人が勝者になる」と推薦している。

「9つのポイント」が現代の読者を熱狂させる

本書では、刺激に慣れた現代において読者の心をつかむための具体的な手法を紹介している。特に注目すべきは、従来の起承転結4つの構成ではなく「9つのストーリービート」を提唱している点である。

パク氏によると、現代では4つでは少なすぎ、10では多すぎるため、9つが最適だという。この9つのポイントを使い分けることで、世界に響くストーリーを創作できるとしている。

キャラクター重視の創作アプローチ

本書の特徴的な主張として、「ストーリーよりもキャラクターが先」という考え方がある。主人公のキャラクターには6つの性格要素が必要であり、「カーニバル性」や「インナーチャイルド」といった概念も重要視している。

強烈な出来事が起こらなくても、登場人物が立体的な性格を持っていれば良い物語になるという実践的なアドバイスも含まれている。

実践的な内容構成で脚本術を体系化

全3部構成となっている本書では、基礎編から実践編、挑戦編まで段階的に学習できる。具体的には以下の内容が含まれている。

PART1 基礎編では、作家デビューの方法からコンセプト決定、キャラクター作成、シノプシス作成まで基本的な技術を解説。

PART2 実践編では、9つのストーリービートの詳細、シリーズもの企画と構成、セリフの書き方、地の文の書き方、修正作業など実践的な技術を紹介。

PART3 挑戦編では、チームでの共同作業や韓国ドラマの世界進出の背景、新人作家の作業環境について解説している。

書籍詳細情報

  • タイトル: 韓国式ストーリーのつくりかた
  • 著者: パク・ソンス
  • 発行元: 日経BP
  • 発売日: 2025年6月9日
  • 価格: 2,200円(税込)
  • ISBN: 9784296002252
  • ページ数: 392ページ
  • 判型: A5判

韓国ドラマの世界的な成功の背景を知り、自身の創作活動に活かしたいクリエイターにとって、貴重な参考書となることが期待される。

韓国式ストーリーのつくりかた

韓国式ストーリーのつくりかた

パク・ソンス
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