2025年6月から発売日当日の早朝配信を開始、スクープ記事や人気連載コラムが手軽にアクセス可能に
株式会社文藝春秋は6月5日、同社が発行する週刊誌「週刊文春」を、Amazon.co.jpの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」の対象誌に追加したと発表した。2025年6月より配信を開始しており、月額980円(税込)で最新号からバックナンバーまで読み放題となる。
週刊文春は総合週刊誌として21年連続で実売部数1位(ABC公査)を維持する業界トップの週刊誌である。これまで数々の社会的スクープを手がけてきたほか、著名人による連載コラムや小説なども充実した内容で知られている。
今回のKindle Unlimited参加により、同誌の電子雑誌版が発売日当日の早朝(午前6時頃)から読み放題対象として配信される。毎週木曜日の発売日に合わせて最新号が追加される仕組みで、読者は発売と同時に最新のスクープ記事や特集を読むことができる。
文藝春秋の飯窪成幸社長は「スクープ記事だけでなく、読み応え抜群の連載コラムや小説も充実している週刊文春を、より多くの読者に楽しんでいただきたい」とコメントしている。
同社では今回のKindle Unlimited参加について、従来の電子雑誌版個別販売は継続するとしており、ウェブ版「週刊文春電子版」の独自記事も引き続き充実させていく方針である。「週刊文春の世界はさまざまな形で拡がり続ける」として、多様な配信形態を通じた読者層の拡大を目指している。
週刊文春は1959年4月に創刊された総合週刊誌で、「より深く知りたい」「もっと面白いものが読みたい」「さらに美しいものを見たい」という読者の根源的欲求に応えることを編集方針としている。スクープ報道からコラム、グラビアまで幅広いジャンルをカバーし、時代の話題を多角的に取り上げている。
配信詳細
- 開始時期: 2025年6月1日
- 最新刊配信: 毎週木曜日発売日の早朝(午前6時頃)
- 料金: Kindle Unlimited月額980円(税込)
- 対象: 最新号および配信中のバックナンバー
Kindle Unlimitedは200万冊以上の電子書籍が読み放題となるAmazonのサブスクリプションサービスで、週刊誌や月刊誌などの雑誌も豊富に取り揃えている。今回の週刊文春参加により、同サービスの雑誌ラインナップがさらに充実することになる。