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ジェニファー・ロペス主演『Kiss of the Spider Woman』、初予告編で圧倒的な存在感 1976年名作小説の映画化で注目


ハリウッド女優ジェニファー・ロペスが銀幕の歌姫役で魅了

ジェニファー・ロペスが主演を務める映画『Kiss of the Spider Woman』の初予告編が公開され、銀幕の歌姫として圧倒的な存在感を見せつけている。

この作品は、アルゼンチンの作家マヌエル・プイグによる1976年の名作小説を原作とし、トニー賞受賞作品でもある同名ブロードウェイ・ミュージカルの映画化である。脚本・監督を務めるのはビル・コンドンで、テレンス・マクナリー、ジョン・カンダー、フレッド・エッブらの名作を新たに映像化した。

物語の中心となる獄中での友情

物語は、政治犯として収監されたバレンティン(ディエゴ・ルナ)と、公然わいせつ罪で有罪となったウィンドウドレッサーのモリーナ(トナティウ)が同じ独房で過ごすことから始まる。二人は意外な絆を形成し、モリーナが彼の憧れの銀幕スター、イングリッド・ルナ(ジェニファー・ロペス)主演のハリウッド・ミュージカルの筋書きを語って聞かせる。

予告編では、トナティウ演じるモリーナが「映画なしでは生きられない。忘れられない一本がある」と語りながら、『Kiss of the Spider Woman』の映画ポスターを見つめる場面が印象的だ。

ロペスの演技が光る夢の世界

ジェニファー・ロペスは劇中劇のオーロラ役として登場し、夢の中のシーンや数々のミュージカル・ナンバーで圧倒的なパフォーマンスを披露している。二人の囚人が予期せぬ友情を育む中で、彼女の演技が物語に華を添えている。

豪華な製作陣とキャスト

本作はアーティスツ・エクイティとモハリ・メディアによる製作で、ジョセフソン・エンターテインメント、トム・カーダヒー、グレッグ・ヨーレン、ニューヨリカン・プロダクションが共同制作している。

製作総指揮には、ビル・コンドン、ベン・アフレック、マット・デイモン、マーク・シャインバーグをはじめ、ジェニファー・ロペス自身も名を連ねている。

批評家からの高評価

『ハリウッド・リポーター』の映画評論家デイビッド・ルーニーは、この作品でのロペスの演技を「数十年のキャリアの中でも最高の役柄の一つ」と評価している。

サンダンス映画祭での感動的な瞬間

この映画は2025年1月のサンダンス映画祭でワールドプレミアを飾り、作品への反響にロペス自身が感動を隠せなかった。

「この瞬間を人生でずっと待っていた」とロペスは語った。「ミュージカルの重要性について語るとき、私がこの業界に入りたいと思った理由は、母が感謝祭に年に一度『ウエスト・サイド・ストーリー』がテレビで放送されるとき、私をテレビの前に座らせてくれたからだ。私は魅了された。『あれをやりたい』と思った。それがいつも私の目標で、今回初めて実際にそれができた」

全米公開日は10月10日

『Kiss of the Spider Woman』は2025年10月10日に全米公開予定である。ジェニファー・ロペスのキャリア最高の演技と、名作小説の映画化に注目が集まっている。