マンガプロダクションズ株式会社(本社:サウジアラビア/東京、CEO:ブカーリ・イサム)は2025年6月17日、株式会社コーエーテクモゲームス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長CEO & COO:鯉沼久史)と、人気アクションRPGシリーズ最新作『仁王3』の中東・北アフリカ地域におけるパブリッシング契約を締結したと発表した。

アラビア語ローカライズ版は、PlayStation®5およびSteam向けに2026年初頭、世界同時発売を予定している。マンガプロダクションズは同地域におけるローカライズおよびマーケティングを担当する。
世界800万本超の人気シリーズ『仁王』、最新作『仁王3』では革新的なゲームシステムを導入
『仁王』シリーズは、戦国時代末期を舞台に、武士や妖怪との壮絶な戦いを描いたアクションRPGである。これまでに全世界で800万本以上を販売しており、中東・北アフリカ地域でも高い人気を誇っている。
最新作『仁王3』では、「オープンフィールド」の導入に加え、「サムライ」と「ニンジャ」という二つのバトルスタイルをリアルタイムに切り替えられる新たな戦闘システムを採用しており、シリーズの進化を象徴する作品となっている。
現地文化に根ざした高品質なローカライズを実現へ
コーエーテクモゲームスの鯉沼社長は今回の契約について次のように述べている。
「中東・北アフリカ地域のゲーム市場は近年、著しい成長を見せている。また、ファンの皆さまの熱意にも大変驚かされている。『真・三國無双 ORIGINS』でのマンガプロダクションズとの協業がアラブ諸国で高く評価されたことを受け、『仁王3』でも現地に適したローカライズを実施し、アラビア語圏のファンに最高のゲーム体験を届けたい」
これに対し、マンガプロダクションズCEOのブカーリ・イサム氏も次のように意気込みを語った。
「再びコーエーテクモゲームスとパートナーシップを組めることを非常に嬉しく思う。『仁王3』のローカライズでは、単なる翻訳ではなく、アラブ文化に即した自然な表現を追求し、ファンがゲーム世界に没入できる品質を実現する。中東・北アフリカ地域のゲームファンに、心から楽しんでもらえる作品として届けたい」
さらに、同社の配給・ビジネス開発ディレクター、アルーナグムーシュ・アブドゥルアズィーズ氏は、前作における文化的ローカライズの成果を振り返りつつ、「『仁王3』ではローカライズ水準をさらに高め、世界同時発売というタイミングで、地域のプレイヤーにも最良の体験を提供する」と述べた。
日本発IPと現地文化の融合がグローバル展開を加速
マンガプロダクションズとコーエーテクモゲームスは、これまでも『真・三國無双 ORIGINS』での協業を通じ、中東地域における日本発IPの展開と文化的適応の成功例を築いてきた。今回の『仁王3』でも、そのノウハウを活かしたローカライズおよびマーケティングにより、中東・北アフリカ地域におけるゲームファンのさらなる拡大と満足度向上を目指す。
両社は今後も、地域の文化的価値を尊重したコンテンツ制作と配信を通じて、グローバル市場におけるゲームエンターテインメントの新たな可能性を追求していく方針である。
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