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ユマ・サーマン、演技における最大の恐怖を告白:「食べるシーン」が未だ課題


ハリウッドのトップ女優であるユマ・サーマンが、意外な演技上の悩みを明かした。彼女が最も苦手とするのは、アクションシーンではなく、**「食べるシーン」**であると語った。この告白は、2025年6月17日火曜日に放送された「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」でのインタビュー中に飛び出したものだ。

DSMで判明した「摂食時の不安」

サーマンは、自身が「DSM(精神疾患の診断・統計マニュアル)」を受けた際、他人の前で食事をすることに不安を感じるという項目があることを知ったと語った。彼女自身は「問題なし」と診断されたものの、演技中に食事をする場面になると特に神経質になると明かした。

食べるシーンの困難さ

サーマンは、食べるシーンが苦手な理由として、いくつかの要因を挙げた。まず、多くのテイクを重ねる必要があること。次に、メニューを選べないこと。そして、セリフを言う合間に飲み込まなければならず、セリフを言うときに咀嚼していることを避けたいがために、窒息の心配さえあると説明した。

ブラッド・ピットとの対比、そして新たな目標

これに対し、司会のジミー・ファロンは、ブラッド・ピットが常にどのシーンでも何かを食べていることに言及し、「リンゴを食べていようと、タマネギを食べていようと、彼は何を食べていても気にしない」と指摘した。

長年のキャリアで数々の名演を残し、批評家から高い評価を受けているサーマンだが、『パルプ・フィクション』のスターは、自身のキャリアにおいてまだ達成したいことがあると述べた。彼女にとっての「良い食事シーン」を演じることは、まだ達成できていない「バケットリスト」の一つであるという。「それはヌーディストビーチに行くようなもので、まだやったことのないことの一つね」と、サーマンはユニークな表現で締めくくった。