株式会社ジャパネットブロードキャスティングは2025年6月20日、オスカー俳優アンソニー・ホプキンス主演の歴史スペクタクルドラマ『激情のコロッセオ 死にゆく者たち』に関する最新情報を公開した。監督兼製作総指揮を務めるローランド・エメリッヒの貴重なインタビューに加え、本作を称賛する著名人のコメント、そして作品の魅力を凝縮した特別映像が解禁された。

ローランド・エメリッヒ、初のテレビドラマで「人間ドラマが一番重要」と語る
「ハリウッドの破壊王」の異名を持つローランド・エメリッヒ監督が、初めて手掛けたテレビシリーズ『激情のコロッセオ 死にゆく者たち』。今回舞台に選んだのは、古代ローマ帝国である。
エメリッヒ監督は本作の着想について、ダニエル・マニックスの著書『死にゆく者たち』から得たことを明かした。古代ローマでは全財産の3分の1がスポーツに費やされていたことに触れ、「古代においてスポーツがいかに重要であったかを物語っている。コロッセオが建設されたときが、このような流れの頂点だった」と語る。さらに、「この作品はスポーツの裏側、舞台裏を描いているんだ。賭博が行われ、莫大な額が動き、多くの人々がすべてを失った。その人間ドラマが一番重要だと感じている」と、本作の核となる部分を強調した。
初のテレビシリーズ制作については、「テレビでは世界観の構築が重要だと思う」と自身の見解を述べ、映画とは異なるアプローチで作品づくりに挑んだことを示唆している。
著名人が称賛する「破壊王」エメリッヒの真骨頂
本作を鑑賞した著名人からも、『激情のコロッセオ 死にゆく者たち』とエメリッヒ監督に対する熱い称賛コメントが到着した。
お笑い芸人のこがけんは、「オーマイガー…!本作には僕の大好物要素しかない!!〝死にゆく者たち〟というあまりに不吉すぎるサブタイトルに、否が応でも登場人物の死亡フラグに過敏になってしまう!次は誰が命を落とすのか…。」と、タイトルが持つ不穏な魅力に言及した。
漫画家のとり・みきは、「なにしろエメリッヒなので、視聴者が古代ローマと聞いてイメージするあらゆる属性(愛欲・奴隷・戦車競走・剣闘士・噴火等々)をてんこ盛りに詰め込んで大量の血液をまぶして作り上げた、そんな作品です。」と、「破壊王」ならではの豪快な演出をユーモラスに表現。
ライターのISOも、「ローランド・破壊王・エメリッヒ監督が演出する大迫力の戦車競争シーンを堪能できるだけでも価値がある。」と、その迫力に太鼓判を押した。
さらに、ラテン語研究者のラテン語さんは、「古代ローマにも詳しくなれる作品です」と、作品の教育的な側面にも言及し、あらゆる角度から楽しめる作品であることを裏付けた。
配信・放送情報
『激情のコロッセオ 死にゆく者たち』(全10話)は、現在Prime Videoの「BS10スターチャンネルEX」にて全話独占配信中(第1話無料)。BS10スターチャンネルでは、6月23日(月)より吹替版全10話のリピート放送が決定している。
配信:BS10スターチャンネルEX for Prime Videoにて全話独占配信中(字幕版・吹替版、第1話無料) 放送:BS10スターチャンネルにて絶賛放送中(字幕版・吹替版)
作品公式ページ:https://www.bs10.jp/star/drama/thoseabouttodie/1/
作品概要
- あらすじ:西暦79年のローマ帝国を舞台に、老帝ウェスパシアヌス(アンソニー・ホプキンス)の後継者問題、戦車競技の賭博を仕掛けるテナックス(イヴァン・リオン)、奴隷としてローマに連れてこられた青年クワメと彼を救おうとする母カーラ(サラ・マーティンス)の運命が交錯する。コロッセオ建設を背景に、権力争いや野望、そして人々の感情が織りなす壮大な歴史スペクタクルが描かれる。
- 企画・脚本・製作総指揮:ロバート・ロダット(『フォーリング・スカイズ』、『プライベート・ライアン』)
- 監督・製作総指揮:ローランド・エメリッヒ(『インデペンデンス・デイ』)、マルコ・クロイツパイントナー(『コリーニ事件』)
- 出演:アンソニー・ホプキンス、イヴァン・リオン、サラ・マーティンス、トム・ヒューズほか
この機会に、「ハリウッドの破壊王」が初めて手掛けたテレビシリーズで、古代ローマの光と影、そして人間ドラマの真髄を体験してみてはいかがだろうか。