株式会社La torcheは、世界的アニメーターGOZ(郷津春奈)氏と共同で、子どもたちの「感じるチカラ」を育む新プロジェクトを本格的に始動させた。その第一弾として、2025年7月12日(土)に長野県松本市で開催される「子どもたちの映画祭16」内にて、無料のデジタルアニメーションワークショップを共催する。
目次
AI時代にこそ求められる「感じるチカラ」とは
情報過多の現代社会において、正解を探す能力は重視される一方、自らの感覚を信じ、曖昧さを受け入れる感受性が軽視されがちである。
本プロジェクトは、AI時代を生きる子どもたち、そして大人にとっても根源的な力となる「感じるチカラ」──すなわち、自らの感情を知り、表現し、他者と共有する力──を育むことを目的としている。
株式会社La torche代表の秋間早苗氏とGOZ氏は、この「感じるチカラ」を楽しみながら育む新しい体験を創造するための挑戦として、本プロジェクトを立ち上げた。
7/12(土)「子どもたちの映画祭16」でデジタルアニメ制作を体験
プロジェクトの第一弾は、長野県松本市で長年愛されてきた「子どもたちの映画祭」との共催ワークショップである。
GOZ氏は同映画祭のメインキャラクター「はるちゃん」の作者でもあり、これまでもアニメの魅力を子どもたちに伝えてきた。今回は、La torcheが開発した「脳マネジメント」のアプローチを取り入れ、感情を色や動きで表現するデジタルアニメーションワークショップを実施する。
参加する子どもたちは、GOZ氏が描き下ろしたキャラクターのコマ絵を使い、「今、どんな気持ち?」をテーマにデジタルツールで自由に彩色する。集められた作品は一つのアニメーションとして統合され、他者と感情を共有する貴重な体験となるだろう。
ワークショップ詳細
- イベント名: 感じるチカラ… はるちゃんとデジタルアニメをつくっちゃおう!
- 日時: 2025年7月12日(土)
- 会場: まつもと市民芸術館(長野県松本市)
- 対象: 「子どもたちの映画祭16」(有料)に参加の子ども(幼児〜小学生中心)
- 参加費: 無料(先着順・定員あり)
- 形式: GOZ氏によるキャラクター図版とデジタルツールを使用した描画体験
異分野コラボが生む新しい教育のかたち
本プロジェクトは、アニメーションと脳科学・リーダーシップ論を融合させた『脳マネジメント』という、異分野の専門知識が交差するユニークな取り組みである。
世界的アニメーターであるGOZ氏の表現力と、教育・組織変容の専門家である秋間早苗氏のプログラム開発力を掛け合わせることで、「感じる力のOSを育てる」という新しい教育のかたちを提案していく構えだ。
世界的アニメーター・GOZ(郷津春una)氏とは
GOZ氏は、アニメ『鬼滅の刃』や『ONE PIECE Film Z』、さらには『東京五輪公式アニメ』など、日本を代表する数々の大作に作画監督やアニメーターとして携わってきた。
アニメーションの語源であるANIMA(生命)の通り、「命を吹き込む」力を通じて、国や文化を超えた繋がりや、生きるためのひらめきを世界に発信し続けている。
イベント・プロジェクト詳細情報
《大人もきっと好きになる 子どもたちの映画祭16》
世界の短編映画とパフォーマンスを楽しめるエンターテインメントイベント。
- 日時: 2025年7月12日(土)
- Aプログラム:10:30開演
- Bプログラム:14:00開演
- 場所: まつもと市民芸術館 主ホール
- 料金: 全席指定
- S席:大人1,400円 / 子ども700円 (前売)
- A席:大人1,200円 / 子ども600円 (前売) ※当日券は各200円増
- 公式サイト: https://kidsfilmfes.com/
- イベント問い合わせ先: 一般社団法人松本映画祭プロジェクト (info@kidsfilmfes.com)
本プロジェクトに関する情報
- 主催: 株式会社La torche
- 企業サイト: https://latorche.jp
- プロジェクトサイト: https://www.vida-academy.jp/p/GOZ_education