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ブラピ主演『F1』プレミアにトム・クルーズがサプライズ登場!31年ぶりの再会が実現


現地時間6月25日、ロンドンで開催されたブラッド・ピット主演の新作レース映画『F1』のプレミアに、俳優のトム・クルーズがサプライズで登場し、会場は大きな驚きに包まれた。二人はレッドカーペットで肩を並べ、写真撮影に応じた。ハリウッドを代表する二大スターの公の場でのツーショットは、1994年公開の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』での共演以来、実に31年ぶりとなる。

ブラッド・ピットは先日、『F1』のメキシコプレミアでトム・クルーズとの再共演について問われた際、「もちろん、また共演したい」と意欲を見せていた。

再共演への期待と“トム流スタント”への言及

ブラッド・ピットはトム・クルーズとの再共演に前向きな姿勢を示しつつも、トムの代名詞ともいえる過激なスタントについては、ユーモアを交えて次のように語っている。

「まあ、彼みたいに飛行機からぶら下がったり、そういうことはしないだろうけどね。だから、彼がまた地上で何かをやる時が来たら、(共演は)イエスだ」

この発言は、トムが『ミッション:インポッシブル』シリーズで見せる命がけのスタントへのリスペクトと、自身のスタンスを絶妙に表現したものとして話題を呼んだ。

幻となったW主演レース映画『フォードvsフェラーリ』の秘話

今回、さらに驚くべき事実が明らかになった。『F1』で監督を務め、トム・クルーズとは『トップガン マーヴェリック』でもタッグを組んだジョセフ・コシンスキー監督が、過去にトムとブラッドのW主演でレース映画を企画していたことを告白したのである。

コシンスキー監督は当初、ジェームズ・マンゴールド監督が最終的に手掛けた『フォードvsフェラーリ』の自身のバージョンとして、トム・クルーズとブラッド・ピットを主演に据える構想を持っていた。この幻の企画では、二人が劇中のレースシーンで全ての運転を自ら行う予定だったという。しかし、この壮大なプロジェクトは、スタジオが予算を承認しなかったため、残念ながら実現には至らなかった。

コシンスキー監督は、「トムは常に限界まで挑戦するが、同時に非常に有能で熟練している。二人(トムとブラッド)とも、運転の天賦の才がある。でも、トムなら我々をもう少しヒヤヒヤさせたかもしれないね」と語り、実現しなかった豪華共演に思いを馳せた。

夏の映画界を牽引する二大スター

トム・クルーズとブラッド・ピットは、奇しくも今夏の映画シーズンを代表する大作の主演をそれぞれ務めている。トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、全世界でオープニング週末興行収入2億ドルというシリーズ新記録を樹立し、現在までに5億4000万ドル以上の興行収入を記録している。

一方、ブラッド・ピットが主演する『F1』は、Appleとワーナー・ブラザースが手掛ける注目作だ。両作品には、『トップガン マーヴェリック』もプロデュースしたジェリー・ブラッカイマーが製作として関わっており、ハリウッドのトップクリエイターたちが二大スターを支える盤石の体制が敷かれている。

ブラッド・ピット主演の映画『F1』は、6月27日に全米で劇場公開される。今回のプレミアでの再会が、新たな共演作の実現に向けた第一歩となるのか、世界中の映画ファンの期待が高まっている。

ソース:Tom Cruise Joins Brad Pitt at ‘F1’ Premiere in London: See Photos

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