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スター・ウォーズの父、ジョージ・ルーカス氏が初のコミコン登壇!物語芸術の未来を語る


サンディエゴ、カリフォルニア州 — 「スター・ウォーズ」シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカス氏が、自身の「ルーカス物語芸術博物館(Lucas Museum of Narrative Art)」に関するパネルディスカッションのため、史上初めてサンディエゴ・コミコンの舞台に立つことが発表された。映画界の巨匠ルーカス氏は、ギレルモ・デル・トロ監督、そして「スター・ウォーズ」前日譚シリーズのプロダクションデザイナーであるダグ・チャン氏と共に登壇し、物語芸術の力を深く掘り下げるとともに、建設中の新博物館の様子を初公開する予定だ。

豪華ゲスト陣が「物語の力」を多角的に考察

この注目すべきパネルは、サンディエゴ・コンベンションセンターの広大なホールHにて日曜日に行われる。モデレーターは、グラミー賞、エミー賞、ゴールデングローブ賞の受賞歴を持つ女優でレコーディングアーティストのクイーン・ラティファ氏が務める。登壇者たちは、数千年にわたる人類の描画、アニメーション、そして物語を生き生きとさせる生来の欲求を辿りながら、社会における物語芸術の役割について議論を交わすとのことだ。

「フルサークル」の瞬間:コミコンとの歴史的つながり

コミコンの最高コミュニケーション戦略責任者であるデビッド・グランザー氏は、「ジョージ・ルーカス氏を初めてコミコンにお迎えできることを、心から光栄に思います」と述べた。さらにグランザー氏は、「約50年前、『スター・ウォーズ』は私たちのコンベンションで初めて公開され、ハワード・チャイキン氏の伝説的な『スター・ウォーズ』ポスターを宣伝アイテムとして展示したブースもありました。そして今回、ルーカス氏がルーカス物語芸術博物館を初公開するために戻ってきてくださることは、まさにフルサークルの瞬間です。彼のビジュアルストーリーテリングと世界構築への生涯にわたる献身は、私たちと私たちのコミュニティに深く響き渡り、物語芸術のあらゆる形態を称えるという博物館の使命は、コミコンが当初から擁護してきたものを完璧に反映しています」とコメントしている。

「スター・ウォーズ」は、その初期からコミコンと密接な関係を持っていた。しかし、驚くべきことにルーカス氏自身はこれまでこの「オタクの聖地」に巡礼することを選ばず、クリエイターやファンアウトリーチ担当者に登場を任せてきた。

ルーカス博物館:物語芸術の殿堂

ルーカス物語芸術博物館は、時代、文化、メディアを超えたイラストによるストーリーテリングに特化した施設である。そのコレクションには、ノーマン・ロックウェル、カディル・ネルソン、ジェシー・ウィルコックス・スミス、N・C・ワイエス、ビアトリクス・ポター、ジュディ・バカ、フリーダ・カーロ、マックスフィールド・パリッシュといった著名な芸術家の作品が含まれる。また、ウィンザー・マッケイ、ジャック・カービー、フランク・フラゼッタ、アリソン・ベックデル、クリス・ウェア、R・クラムといった漫画家や、ゴードン・パークス、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ドロシア・ラングといった写真家の作品も展示される予定だ。

さらに、博物館にはルーカス氏の映画製作キャリアからの模型、小道具、コンセプトアート、衣装などを収めた「ルーカス・アーカイブ」も収蔵される。ルーカス氏とメロディ・ホブソン氏が共同設立し、ロサンゼルスのエキスポジション・パークに建設中のこの博物館は、2026年に開館を予定している。

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