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ジェームズ・ガン監督、「スーパーマン」世界興収2.17億ドル突破に感謝を表明 – DCユニバース再起動に弾み


待望の新作「スーパーマン」が世界中で大ヒット、DCスタジオの新たな船出を飾る

2025年7月14日、ジェームズ・ガン監督が自身のSNSを通じ、新作映画「スーパーマン」の公開初期における興行的な成功と観客からの好意的な反応に対し、深い感謝の意を表明した。デヴィッド・コレンスウェットが主演を務める本作は、全世界での週末オープニング興収が推定2億1,700万ドル(約320億円)に達し、DCスタジオの再起動に向けたポジティブなスタートを切った形だ。

ガン監督、「スーパーマン」の「人間性」への焦点が共感を呼ぶ

ガン監督はThreadsにて、「ここ数日間の皆様の熱意と温かい言葉に心から感謝している」と述べた。彼は長年にわたり「スーパーマン」に登場する「スーパー」な要素が多く描かれてきた中で、今回の作品では「人間」としての側面、すなわち「困っている人々を常に気遣う優しい人物」に焦点を当てたことを強調。「それが世界中の多くの人々にこれほど強く響いたことは、それ自体が人類の優しさと質の高さを示す希望に満ちた証しだ。ありがとう」と綴り、作品のテーマが観客に深く共鳴したことへの喜びを語っている。

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ワーナー・ブラザース・ディスカバリーCEOも賛辞、「DCのビジョンは明確」と今後への期待

ガン監督とピーター・サフランがDCスタジオの共同責任者を務め、リブート第一弾として公開された本作の成功は、スタジオ全体にとっても大きな節目となった。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOであるデヴィッド・ザスラフ氏も声明を発表し、「この週末、『スーパーマン』がジェームズ・ガンの情熱とビジョンと共に大スクリーンで飛躍するのを目撃した。これはほんの第一歩に過ぎない」とコメント。

さらにザスラフ氏は、「今後1年以内に、DCスタジオは映画『スーパーガール』と『クレイフェイス』を劇場公開し、シリーズ『ランタンズ』をHBO Maxで配信する予定であり、これら全ては大胆な10年計画の一部である。DCのビジョンは明確であり、勢いは本物だ。今後の展開にこれ以上ないほど興奮している」と述べ、今後のDCユニバースの展開に強い期待を寄せている。

興行収入へのプレッシャーを否定、作品の質と観客との共鳴を重視

ガン監督は「スーパーマン」の好調な滑り出しに喜びを示しつつも、近年の「スーパーヒーロー疲れ」が囁かれる中で、興行収入に対する過度なプレッシャーを以前から否定していた。彼は今月初めのインタビューで、「これは世界で最もリスクの高い試みではない」と語っており、「何かがかかっているかと言えばそうだが、人々が言うほど大きなことではない。映画が成功するためには7億ドル稼がなければならないといった数字が聞こえてくるが、それはまったくのナンセンスだ。人々が言うほど大きな状況である必要はない」と、興行収入の数字だけにとらわれない作品への姿勢を示していた。

デヴィッド・コレンスウェットがクラーク・ケント役、レイチェル・ブロズナハンがロイス・レイン役、ニコラス・ホルトがレックス・ルーサー役を演じる「スーパーマン」は、その人間ドラマと希望に満ちたメッセージが観客の心を掴み、DCユニバースの新たな時代を力強く切り開いたと言えるだろう。

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