VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社は2025年7月16日、新たな音楽レーベル「hololive RECORDS」の設立を発表した。同日、ティザームービーがホロライブ公式YouTubeチャンネルで公開され、音楽活動の新たな展開に期待が寄せられている。
目次
新音楽レーベル「hololive RECORDS」設立の背景
これまでホロライブプロダクションは、所属タレントの音楽活動を精力的にサポートし、数多くのオリジナル楽曲やアルバムをリリースしてきた。その音楽制作・流通体制は、既にひとつの音楽レーベルとしての機能を果たし、多くのファンに音楽の魅力を届けてきた実績がある。
今回、これらの実績と音楽への想いを未来へつなげ、タレントを中心とした音楽活動の場をより明確にするため、公式に「hololive RECORDS」という名を掲げることとなった。これは、VTuber音楽というジャンルをさらに押し広げ、深化させるための重要な一歩である。
「もっと広く、もっと深く、もっと自由に」 レーベルが掲げる理念
「hololive RECORDS」は、「ホロライブの音楽を、もっと広く、もっと深く、もっと自由に。」をスローガンに掲げている。これは、タレントの「やってみたい」という想いを音楽で叶える「遊び場」としての役割を担うことを意味する。
どんな夢も、どんな挑戦も、このレーベルから始まる。これまで以上にタレントの創造性を尊重し、自由な発想で音楽制作に取り組める環境を提供していくことで、リスナーに新たな驚きと感動を届けることを目指す。
公式サイトとSNSも始動
レーベル設立に伴い、公式サイトおよび公式X(旧Twitter)アカウントが開設された。最新情報や今後のプロジェクトに関する詳細は、これらの公式チャネルを通じて発信される予定だ。
- hololive RECORDS 公式サイト: https://hololive-records.com/
- hololive RECORDS 公式X: https://x.com/hololiveRECORDS
ホロライブプロダクションの次なる一手
ホロライブプロダクションは、YouTubeチャンネル総登録者数が9,000万人を超える世界最大級のVTuber事務所である。ライブ配信やイベントのみならず、音楽活動においても大きな成功を収めてきた。
今回の「hololive RECORDS」設立は、運営元であるカバー株式会社が掲げる「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」というミッションを体現する動きと言える。VTuberという日本発のカルチャーを、音楽という万国共通のエンターテインメントを通じて、さらに世界へと広げていくための挑戦に注目が集まる。