プロフィギュアスケーター・羽生結弦のプロアスリート3年目の軌跡を追った特集本『フィギュアスケートLife Extra 『羽生結弦 PROFESSIONAL Season3』』が、2025年7月31日に扶桑社から発売される。本書には、アーティスト・米津玄師とのMV共演の舞台裏を語る独占インタビューが掲載されており、大きな注目を集めている。
目次
米津玄師、羽生結弦の“巨大な執念”を語る
本書の目玉企画の一つが、米津玄師の独占インタビューである。米津がTVアニメ『メダリスト』のオープニング主題歌として書き下ろした楽曲『BOW AND ARROW』。このミュージックビデオ（MV）に、長年米津に憧れていた羽生が出演し、自ら振り付けたプログラムを披露するという夢の共演が実現した。
米津は撮影のために仙台のリンクを訪れ、長時間の氷上撮影に立ち会った。インタビューでは、初対面となった羽生の印象や、彼の滑りを間近で見た感想として「リンクサイドで感じたのはフィギュアスケートに対する巨大な執念」と語っている。大反響を呼んだ奇跡のコラボレーションについて、米津自身の言葉で深く掘り下げられている。
『BOW AND ARROW』制作陣が明かす、奇跡のコラボの舞台裏
MVで映像監督を務めた林響太朗氏と、氷上での撮影監督を担当した奥山大史氏のインタビューも収録されている。多忙を極める二人の共演がいかにして実現したのか、そして制作陣の想像をはるかに超えたという羽生の表現者としての熱量や、“被写体・羽生結弦”の魅力について、制作の舞台裏が詳細に語られる。二人が「まさか実現するとは……」と驚いたというコラボレーションの全貌が明らかになる。
野村萬斎が語る「羽生結弦は現代の陰陽師」
2025年3月に宮城で開催された「notte stellata 2025」で、羽生は狂言師・野村萬斎との共演を果たした。羽生が『SEIMEI』で安倍晴明を演じた縁で10年前から続く二人の交流。今回、東北の地で東日本大震災の鎮魂と再生の舞として『MANSAIボレロ』を初披露した。
インタビューでは、安倍晴明（萬斎）と式神（羽生）として共演した『SEIMEI』や、今回の『MANSAIボレロ』の制作エピソード、そしてこの10年間における羽生の目覚ましい成長について、野村萬斎が独自の視点で語っている。
同世代のスケーター無良崇人が見た羽生結弦の進化
「notte stellata」や「能登半島復興支援チャリティー演技会」で共演したプロスケーターの無良崇人氏も登場。同世代のスケーターとして、年々進化を遂げる羽生の身体能力や、挑戦を続ける姿をどう見ているのかを語る。共演者だからこそ知るアイスショーでの貴重なエピソードも明かされており、ファン必読の内容だ。
羽生結弦プロ3年目の挑戦、1万字超のロングインタビューも
本書ではこのほか、羽生自身のプロ3年目の挑戦を1万字超のロングインタビューで掲載。フォトグラファー矢口亨氏による、今までに見たことのないスタイルや表情を捉えた大ボリュームの撮り下ろしグラビアや、両面ポスター2枚の豪華付録も見逃せない。
書誌情報
- 書名： フィギュアスケートLife Extra『羽生結弦 PROFESSIONAL Season3』
- 発売日： 2025年7月31日
- 定価： 3300円（本体3000円＋税10%）
- 仕様： A4判／オールカラー／112ページ／両面ポスター2枚付き
- 発行： 扶桑社
- ISBN：
- 【通常版】978-4-594-62393-7
- 【Amazon＆楽天ブックス限定版】978-4-594-62409-5
- ※通常版と限定版で異なるのはカバーのみ
【アマゾン＆楽天ブックス限定版】フィギュアスケートLife Extra「羽生結弦 PROFESSIONAL Season3」 (扶桑...