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『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』公開延期、新全米公開日は2027年6月25日に決定


ソニー・ピクチャーズは、世界中で絶大な人気を誇るアニメ映画シリーズの最新作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の全米公開日を、当初予定されていた2027年6月4日から3週間延期し、新たに2027年6月25日に設定したことを発表した。

 

公開延期の背景にある夏休み戦略

関係者によると、この公開日の変更は、主なターゲット層である学生の夏休み期間に合わせるための戦略的な判断である。

新しい公開日である6月25日には、米国の学校の100%が夏休み期間に突入している。これに対し、当初の公開日6月4日時点では、夏休みに入っている学校は65%に留まっていた。スタジオ側は、この変更によってより多くの学生層を劇場に呼び込み、国内および国際市場での興行収入を最大化することを目指している。

 

輝かしい成功を収めた三部作の完結編

『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は、革新的なビジュアルと物語で映画界に衝撃を与えた三部作の待望の完結編である。

シリーズ第1作の『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)は、第91回アカデミー賞で長編アニメ映画賞を受賞し、全世界で6億9000万ドルを達成する大ヒットとなった。

 

物語のヒントと豪華制作陣

完結編では、主人公マイルス・モラレスがマルチバースに存在する全てのスパイダーマンから追われる逃亡者として物語が始まると明かされている。グウェンや他の仲間たちが、絶体絶命の彼を救うことができるのかが大きな見どころとなる。

監督はボブ・ペルシケッティとジャスティン・K・トンプソンが務める。脚本は、本シリーズの生みの親であるフィル・ロードとクリストファー・ミラーが、デヴィッド・キャラハムと共に執筆。プロデューサー陣にもロードとミラーをはじめ、エイミー・パスカル、アヴィ・アラッド、神木優子(Jinko Gotoh)といった豪華な顔ぶれが名を連ねる。

ファンにとってはもう少し待つこととなるが、三部作の壮大なフィナーレへの期待はますます高まるばかりである。

 

ソニー・ピクチャーズのその他新作情報

ソニーは今回の発表で、ソニー・ピクチャーズ アニメーションが制作する新作アニメコメディ『Buds』を2027年3月12日に公開することも併せて明らかにした。