【吉田修一『国宝』愛蔵版】映画大ヒット記念で緊急発売！豪華箔押し仕様で9月5日リリース、予約受付開始

杉本穂高 2025年7月19日

累計発行部数120万部を突破し、吉沢亮主演の映画も大ヒット上映中の吉田修一による傑作小説『国宝』。この度、読者の熱い要望に応え、豪華仕様の「愛蔵版」が2025年9月5日（金）に緊急発売されることが決定した。これに先立ち、7月18日（金）より予約受付が開始された。

1 映画大ヒットと120万部突破を記念した特別仕様
2 世界的写真家・森山大道の写真が彩る限定特装版カバー
3 芸道に命を懸けた男たちの物語『国宝』あらすじ
4 『愛蔵版国宝』商品情報
5 映画『国宝』も全国で大ヒット上映中

映画大ヒットと120万部突破を記念した特別仕様

今回発売される『愛蔵版国宝』は、原作小説の累計120万部突破と映画の大ヒットを記念して出版されるものである。芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞をダブル受賞した本作は、日本文学における芸道小説の金字塔として高く評価されている。

愛蔵版は、書名の「国宝」という題字を箔押しした特別仕様となっているのが特徴だ。上巻は金の箔押し、下巻は銀の箔押しが施され、所有する喜びを感じさせる豪華な装丁である。

世界的写真家・森山大道の写真が彩る限定特装版カバー

『愛蔵版国宝』のカバーは、通常版単行本から引き続き、世界的に活躍する写真家・森山大道氏の写真を使用した限定特装版となる。このビジュアルは、現在公開中の映画パンフレットにも使用されており、作品の世界観をより深く表現している。

「末永く手元に置いておきたい」という多くの読者からの要望に応える形で実現した今回の愛蔵版。時代を超えて読み継がれるべき物語を、特別な一冊として所蔵する絶好の機会となるだろう。

芸道に命を懸けた男たちの物語『国宝』あらすじ

物語は、極道の家に生まれた青年と、梨園の名家に生まれた青年を軸に展開する。生い立ちも才能も異なる二人の若き役者が、芸の道に青春のすべてを捧げていく。そして、芝居だけに生きてきた男たちは、やがて命を賭してなお、見果てぬ夢を追い求めていく。作家・吉田修一の作家生活20周年の節目を飾る、圧巻の大河小説である。