世界的歌姫セリーヌ・ディオンが、ヘヴィメタル界の伝説的フロントマンであるオジー・オズボーンの逝去を受け、自身のSNSアカウントを通じて心からの追悼メッセージを公開した。音楽のジャンルは違えど、同じレーベルに所属した仲間として、オジーの人間性と才能を偲んだ。
セリーヌ・ディオン、SNSで追悼の意を表明
セリーヌ・ディオンは、ソーシャルメディアへの投稿で「オジー・オズボーンの訃報に接し、深い悲しみに暮れています」と哀悼の意を表した。
彼女は続けて、「オジーと私は長年、同じレーベルに所属していました。私たちは全く異なる音楽の世界の出身でしたが、私は彼の無限の精神と、’Mama, I’m Coming Home’ のような楽曲におけるメロディーへの鋭い感覚に常に感銘を受けていました」と述べ、オジーの音楽的才能を称賛した。
「大胆不敵で、規格外」― 語られたオジーの素顔
ディオンはオジー・オズボーンを「真の独創的なアーティストだった」と評し、その人柄についても言及した。
「大胆不敵で、まさに規格外の存在…しかし同時に、親切で思慮深く、寛大でもあった」と綴り、ステージ上での過激なイメージとは異なる、彼の温かい一面を明かした。この心のこもった言葉は、オジーがいかに多くのアーティストから尊敬されていたかを物語っている。
音楽界に広がる追悼の輪
オジー・オズボーンの訃報は音楽界に大きな衝撃を与えており、ディオンの他にも様々なジャンルのアーティストから追悼の声が相次いでいる。特に、音楽的な方向性が大きく異なるセリーヌ・ディオンからの心のこもったメッセージは、オジー・オズボーンがいかにジャンルの垣根を越えて多くの人々に影響を与え、愛されていたかを改めて浮き彫りにした形だ。彼の功績と人柄は、これからも語り継がれていくだろう。