K-POPボーイズグループRIIZEの元メンバーであるスンハンが、「XngHan(ソンハン)」として待望のソロデビューを果たした。デビューシングル『Waste No Time』をリリースし、アーティストとして新たな章の幕開けを告げた。彼はこのデビューを「僕にとって新しい始まり」と語り、新鮮な視点で見てほしいとファンに呼びかけている。
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XngHan(元RIIZEスンハン)、待望のソロデビュー
21歳のK-POPスター、XngHanがソロアーティストとして本格的に始動した。所属事務所であるSMエンターテインメントからデビューシングル『Waste No Time』をリリースし、公式にソロ活動を開始したのである。
XngHanのソロデビューは、彼のRIIZE脱退以降、多くのK-POPファンから待ち望まれていた。彼はインタビューで「とても興奮している。胸が高鳴る」と、新たな挑戦への期待を語った。
デビュー曲『Waste No Time』に込められた想い
デビューの幕開けを飾るシングル『Waste No Time』は、彼の現在の心境を映し出すかのような爽やかなサマーソングだ。「時間を無駄にせず、無限の翼を広げる」という歌詞は、過去を乗り越え、前向きにキャリアを築こうとするXngHan自身の姿と重なる。
同時に収録されているBサイド曲『Heavenly Blue』も、晴れた夏の日にぴったりのキャッチーな楽曲である。特筆すべきは、XngHanがこの楽曲の作詞と振り付け制作に自ら参加した点であり、彼のクリエイティブな才能が発揮されている。
RIIZE脱退からソロへ「自己改善の時間だった」
昨年、RIIZEからの脱退という大きな転機を経験したXngHan。彼はその後の期間を「自分自身を見つめ直す時間だった」と振り返る。「自己改善のために与えられた時間だと考え、ダンスやボーカルの練習に励んできた」と語り、この経験が今後の活動の糧になると確信している様子だ。
かつて苦楽を共にしたRIIZEのメンバーに対しては、「アーティスト仲間として彼らを応援している。健康でうまくいくことを願っている」と心からのエールを送った。
新たな名前「XngHan」とダンスクルー「Xoul」
今回のソロデビューにあたり、彼はスンハン(Seunghan)から「XngHan」へとステージネームを変更した。この変更について、「僕にとって新しい章、新しい挑戦だ」と説明する。名前の「X」は、数学における未知数や「無限の可能性」を象徴しており、「自分が掘り下げられるあらゆる可能性への扉を開く」という強い意志が込められている。
また、活動は2人組のダンスクルー「Xoul」とタッグを組んで行う。これについて彼は、「何か新しい、誰も見たことのないものを提示したかった。僕の強みはパフォーマンスなので、プロのダンサーと組むのが最善だと考えた」と明かした。
今後の目標とファンへのメッセージ
今後の展望として、XngHanは「作詞、作曲、振り付けなど、全ての側面でクリエイティブに関わったアルバムをリリースすることが究極の夢」と熱く語る。ステージでは「観客が思わず踊りだしてしまうほど、ステージに火をつけるアーティスト」として記憶されたいと願っている。
デビューを待ち続けたファンに向けては、次のようなメッセージを送った。 「長い間待ってくれてありがとう。その待ち時間に見合う音楽を作った。心と魂を注いで活動していくので、音楽と僕自身を愛してくれたら嬉しい」
最後に彼は、「僕にとってこれは新しい始まり。だから、皆さんには新鮮な視点で僕を見てほしい。ソロアーティストXngHanを皆さんの脳裏に焼き付けられるよう、一生懸命頑張る」と力強く決意を表明した。彼の新たな挑戦が、K-POPシーンにどのような新しい風を吹き込むのか、大きな注目が集まる。