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HYBE、2025年第2四半期決算は売上高過去最高を更新。BTS・SEVENTEENの活躍と公演好調が牽引


エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業であるHYBEは、2025年8月6日、第2四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比10.2%増の7,056億ウォン(約750億円)となり、第2四半期として過去最高の業績を記録した。営業利益も前年同期比29%増の659億ウォン(約70億円)と大幅な伸びを示した。

BTSメンバー全員の活動再開やSEVENTEENの記念アルバムなどが好業績を後押しし、グローバルファンダムプラットフォーム「Weverse」の月間アクティブユーザー数(MAU)も過去最高を記録するなど、各事業領域で力強い成長を見せている。

公演売上が31%急増、全体の成長を牽引

今期の業績を牽引したのは、アーティストの公演活動である。公演部門の売上高は前年同期比31%増の1,887億ウォンに達した。第2四半期には、約180万人の観客を動員する大規模なワールドツアーやファンコンサートが開催された。

具体的には、BTSのJINとJ-HOPEのソロツアー、SEVENTEENの日本ファンミーティング、TOMORROW X TOGETHERとLE SSERAFIMのワールドツアー、&TEAMのアジアツアーなどが成功を収めた。下半期も多数のアーティストによるツアーが予定されており、公演部門の好調は継続する見通しだ。

アーティストの活動に直結する直接参加型売上全体では、4,479億ウォンを記録した。

アルバム・音源部門も安定した実績を維持

アルバム・音源部門の売上は2,286億ウォンであった。近年のK-POP市場におけるアルバム販売量の全体的な減少傾向の中でも、HYBE所属アーティストはグローバルチャートで目覚ましい成果を上げ、安定した実績を維持している。

  • BTS JIN: 2ndミニアルバム『Echo』が米「ビルボード200」で3位を記録。
  • SEVENTEEN: デビュー10周年記念の5thアルバム「HAPPY BURSTDAY」が韓国の上半期アルバムセールス1位を獲得。
  • ENHYPEN: 6thミニアルバム『DESIRE : UNLEASH』が初動ダブルミリオンセラーを達成し、「ビルボード200」で3位にランクイン。
  • LE SSERAFIM: 日本4thシングル’DIFFERENT’がオリコンデイリーチャート1位を記録。
  • &TEAM: 3rd SINGLE「Go in Blind (月狼)」が初週売上で男性アーティストの今年度最高記録を更新し、ミリオンセールスに迫る勢い。
  • BOYNEXTDOOR: 4th EP『No Genre』で初動キャリアハイを更新。
  • ILLIT: 3rdミニアルバム『bomb』が「ビルボード200」にチャートインし、デビュー以来発表した全アルバムが同チャートにランクインする快挙を達成。
  • aoen: デビューシングル「青い太陽 (The Blue Sun)」がオリコンデイリーシングルランキング1位を獲得。

音源でも、BTSのJINとJ-HOPEの新曲がビルボード「Hot 100」にランクインしたほか、グローバルガールグループKATSEYEの楽曲も北米や欧州で高い評価を得ている。

MD・ファンクラブも好調、間接参加型売上が拡大

ツアーMDやIPを活用したキャラクター商品の販売が好調で、MDおよびライセンス部門の売上は前年同期比40%増の1,529億ウォンと大きく成長した。また、ファンクラブ部門の売上も前年同期比46%増の346億ウォンとなり、過去最高を記録した。

これらの間接参加型売上は合計で2,578億ウォンとなり、アーティストIPの価値を最大化するHYBEのビジネスモデルの強みを示した形だ。

Weverse、BTS全員復帰でMAUが過去最高の1,200万人を突破

グローバルファンダムプラットフォーム「Weverse」は、月間アクティブユーザー数(MAU)が平均1,090万人と順調に増加。特に、BTSのメンバー全員が兵役を終え復帰した6月には、MAUが過去最高の1,200万人を記録した。

日本ではMrs. GREEN APPLEや香取慎吾といった人気アーティストが新たに参加したことも、ユーザー数の増加に貢献した。活発なアーティスト活動に支えられ、今四半期のWeverse全体の決済金額は前四半期比で41%上昇している。

HYBEは、音楽、プラットフォーム、テクノロジーを軸とした事業再編「HYBE 2.0」を通じて、グローバル市場でのリーダーシップをさらに強固にしていく方針である。