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【新国立劇場『焼肉ドラゴン』】8月29日“焼肉の日”に制作発表会見を開催!観客150名を特別招待


2025年の日韓国交正常化60周年を記念し、新国立劇場で上演される日韓合同公演の傑作『焼肉ドラゴン』。この伝説的な舞台の制作発表記者会見が、2025年8月29日(金)の「焼肉の日」に開催されることが決定した。当日は作・演出の鄭 義信をはじめ、日韓の豪華キャストが集結。さらに、この会見にオーディエンス150名を無料で特別招待することも発表された。

時代を超えて愛される不朽の名作『焼肉ドラゴン』とは

『焼肉ドラゴン』は、2008年に新国立劇場と韓国のソウル・アーツ・センターの共同制作として誕生した舞台である。作・演出は、数々の名作を生み出してきた鄭 義信が務めた。

物語の舞台は、1970年前後の高度経済成長と大阪万博に沸く関西の地方都市。そこで焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む在日コリアン一家と、店に集う人々の織りなす人間模様を、笑いと涙、そして歌を交えて力強く描き出す。

2008年の初演時には口コミで評判が広がり、東京・ソウル公演ともに連日スタンディングオベーションが巻き起こるなど、観客から熱狂的な支持を受けた。その年の日本の読売演劇大賞や朝日舞台芸術賞、韓国の韓国演劇賞など、両国で数々の演劇賞を総なめにし、2018年には鄭 義信自らが監督を務め映画化もされた。

2011年、2016年にも再演されており、2025年公演は4度目の上演となる。日韓の過去、現在、未来をつなぐこの物語は、今なお多くの人々の心を捉えて離さない。

2011年公演より 撮影:谷古宇正彦

「焼肉の日」の制作発表会見に150名を特別ご招待

4度目の上演を記念し、8月29日(金)「焼肉の日」に開催される制作発表記者会見では、抽選で150名のオーディエンスを特別に招待する。

会見には作・演出の鄭 義信に加え、千葉哲也、村川絵梨、智順ら日本人キャスト、そしてイ・ヨンソク、コ・スヒら韓国人キャストが一堂に会し、公演にかける意気込みを語る予定だ。

さらに、物語の世界観を彩る劇中音楽の生披露も予定されており、どこよりも早く『焼-肉ドラゴン』の感動の一端に触れることができる貴重な機会となる。応募は誰でも可能で、締切は8月20日(水)23:59まで。

制作発表記者会見 開催概要

  • 日時: 2025年8月29日(金) 14:00~15:15(予定)
  • 場所: 新国立劇場 中劇場(東京都渋谷区本町1-1-1)
  • 登壇者 (予定/敬称略):
  • 鄭 義信(作・演出)
  • 千葉哲也、村川絵梨、智順、櫻井章喜、朴 勝哲、石原由宇、北野秀気、松永玲子
  • イ・ヨンソク、コ・スヒ、パク・スヨン、キム・ムンシク、チョン・スヨン
  • ※登壇者は変更になる可能性あり
  • 内容: トーク、劇中音楽の生披露、フォトセッション ほか
  • 募集人数: 150名(応募多数の場合は抽選)
  • 申し込み締切: 2025年8月20日(水)23:59まで
  • 当選発表: 2025年8月22日(金)18:00までに通知予定

※申し込みに関する詳細は、新国立劇場の公式ウェブサイトをご確認ください。

日韓国交正常化60周年記念公演『焼肉ドラゴン』公演概要

  • 公演日程: 2025年10月7日(火)~27日(月)
  • 会場: 新国立劇場 小劇場
  • 形式: 日本語・韓国語上演/日本語字幕付
  • 作・演出: 鄭 義信
  • 出演:
  • 千葉哲也、村川絵梨、智順、櫻井章喜、朴 勝哲、崔 在哲、石原由宇、北野秀気、松永玲子
  • イ・ヨンソク、コ・スヒ、パク・スヨン、キム・ムンシク、チョン・スヨン
  • 主催: 文化庁、新国立劇場
  • 一般発売日: 2025年8月10日(日)10:00~
  • チケット料金 (税込):
  • A席: 8,800円
  • B席: 3,300円
  • Z席(当日): 1,650円

物語(あらすじ)

万国博覧会が催された1970年、関西の地方都市。高度経済成長に沸く時代の片隅で、焼肉屋「焼肉ドラゴン」は今日も営業している。 店主の金 龍吉は戦争で左腕を失ったが、そのことを悲観せず淡々と生きている。家族は、娘の静花、梨花、美花、そして息子の時生。少し複雑な家族構成だが、店は常連客も集い、いつも賑やかだ。 ささいなことで泣いたり、いがみ合ったり、そして笑いあったりする家族の日常。しかし、そんな「焼肉ドラゴン」にも、時代の大きな波が静かに押し寄せてくるのであった。