NHKは2025年9月9日、特集ドラマ「片想(おも)い」の制作開始を発表した。主演は芦田愛菜、相手役を岡山天音が務める。脚本は数々の名作ドラマを手掛けてきた岡田惠和によるオリジナルストーリーで、2026年春に総合テレビで放送予定である。
目次
究極の“片想い”を描くオリジナルラブストーリー
本作は、「この世のすべては、片想いからはじまる」をテーマに、恋愛だけでなく、人や仕事、夢など人生のあらゆる“想い”の尊さを描く究極の“片想い”ラブストーリーだ。
長年片想いをしていた相手が突然地元に帰ってくるという、胸が高鳴るシチュエーションから物語は始まる。ヒロインは、想いを告げれば今の素敵な関係が終わってしまうかもしれないという葛藤を抱えながらも、片想いの喜びと幸せに満ちた日々を送る。
脚本の岡田惠和は「せつなくてつらいだけでない、楽しく明るく尊い、むしろ片想い最高!叶わなくても幸せ!みたいなドラマを書いてみました」とコメントしており、すべての“想い”を肯定する温かい物語が期待される。
舞台は「日本で最も行きたい街」にも選ばれ、海外からも注目を集める岩手県盛岡市。美しい街並みを背景に、心温まる物語が繰り広げられる。
あらすじ
盛岡市の商店街で隣同士に暮らす、菅原優衣(芦田愛菜)と少し年上のケンケンこと菅原健二(岡山天音)。優衣の家は南部鉄器の店、健二の家は豆腐屋を営んでいる。幼い頃から、お互いの部屋の窓から話ができるほどの近さで育った二人。優衣にとって、優しくて笑顔が素敵な健二は、ずっと憧れの存在であり、片想いの相手だった。
地元の短大を卒業後、会社勤めを始めた優衣だが、慣れない仕事に追われる日々に疲弊してしまう。ある日、職場を逃げるように飛び出し、東京でデザインの仕事をしている健二の元を訪ねる。優衣の様子を察した健二は、何も言わずに優しく話を聞いてくれた。
健二のおかげで心が回復した優衣は会社を辞め、人手不足だった健二の実家の豆腐屋で働くことに。大好きな豆腐屋で、健二の家族と共に働ける毎日は、優衣にとって幸せそのものだった。そんなある日、突然健二が盛岡に帰ってくる。「東京には戻らず、豆腐屋をやる」と言う健二。予期せぬ展開に戸惑いながらも、毎日一緒に働けることに天にも昇る心地の優衣。この幸せな日々が永遠に続いてほしいと願う優衣だったが……。
主演・芦田愛菜「温かい気持ちをお届けできたら」
本作のキャストと脚本家からコメントが寄せられている。
菅原優衣役:芦田愛菜 コメント
人が時として諦めてしまったり、忘れてしまったりする、純粋に何かをそして誰かを想う気持ち。 結果を出すことだけが全てではなくて、その気持ちを、ただ想い続けるだけでもいいのかもしれない、と優しく自分を肯定できるような作品だと感じています。 斜に構えたりすることなく、全ての「好き」という気持ちにまっすぐに駆けていける優衣が、私自身とても羨ましいです。 ご覧になる皆様に、また自分も何かを好きになりたい、という温かい気持ちをお届けできたら嬉しいです。
菅原健二役:岡山天音 コメント
この人生を生き続けることに、果たして意味はあるのだろうか。ただ、何かに恋をし続ける事は、ここにある「今」を繋げていく理由にはなる気がしています。 僕が演じさせていただく健二と共に、何かを好きでいる事とそこにまつわる様々な感情に触れ、脚本の岡田惠和さん、演出の津田温子さんが創り出す世界を生きたいと思います。 今作が皆様にとって何らかの明かりとなってくれることを願います。
作:岡田惠和 コメント
世界は片想いで出来ています。想いのほとんどは叶わぬ片想い。誰かから誰かへの。人生への、夢の片想いで、この世界はあふれています。 せつなくてつらいだけでない、楽しく明るく尊い、むしろ片想い最高!叶わなくても幸せ!みたいなドラマを書いてみました。 芦田さんと岡山さんに向けて書きました。片想い街道を一人驀進し、七転八倒したり迷走したり、全身全霊で恋する優衣役の芦田愛菜さんと、恋されているのにまったく気づいていないような、でも良すぎるくらいイイ奴のケンケンを演じる岡山天音さんを楽しんでいただけたらと思います。私自身も出来上がりを観るのを楽しみにしております。
番組情報詳細
特集ドラマ「片想(おも)い」
- 放送予定: 2026年春 総合にて(45分・前後編)
- 出演: 芦田愛菜、岡山天音 ほか
- 作: 岡田惠和
- 制作統括: 黒沢淳(テレパック)、髙橋練(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
- プロデューサー: 池澤辰也(テレパック)
- 演出: 津田温子(NHKエンタープライズ)
