2024年に公開され、多くの観客の心を揺さぶった劇場アニメ『ルックバック』。その制作の裏側に迫る展覧会「劇場アニメ ルックバック展 ―押山清高 線の感情」が、2026年1月16日より東京・麻布台ヒルズギャラリーにて開催されることが決定した。本展は、同作で監督を務めた押山清高氏自らが監修を務める。
原作から映画へ―制作の“過程”を紐解く貴重な機会
本展覧会は、藤本タツキ氏による短編マンガ作品が、いかにして一本の長編アニメーション映画へと昇華されていったのか、その軌跡を紐解くものだ。
特に、監督・脚本・キャラクターデザインを手掛けた押山清高氏の作画への深いこだわりや卓越した技法に焦点を当てる。会場では、完成された映像からは窺い知ることのできない、描きかけの線や消し跡、迷いを重ねた試行錯誤の“過程”そのものを展示。クリエイターの息遣いが感じられる貴重な資料を通して、映画『ルックバック』がどのようにして誕生したのかを深く体感できる構成となっている。
押山清高監督が自ら監修、作画に込めた感情に迫る
本展の大きな特徴は、押山清高監督本人が監修を務める点だ。「線の感情」というサブタイトルが示す通り、一本一本の線に込められたキャラクターの心情や物語の機微を、作り手自身の視点から解説する展示が期待される。ファンはもちろん、アニメーション制作や作画に関心のある人々にとっても見逃せない内容となるだろう。
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劇場アニメ ルックバック展
―押山清高 線の感情
in #麻布台ヒルズギャラリー 開催決定!
\⋱映画「ルックバック」の監督である押山清高氏が監修を務め、
作画へのこだわりや技法に注目しながら、
短編マンガ作品がどのように動画を経て
映画作品に昇華されていったのかを紐解きます。… pic.twitter.com/BUDEMRgrxh— 麻布台ヒルズ ギャラリー (@ah__gallery) September 10, 2025
開催概要
- 展覧会名: 劇場アニメ ルックバック展 ―押山清高 線の感情
- 会期: 2026年1月16日(金)〜2026年3月29日(日)
- 会場: 麻布台ヒルズ ギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザ A MB階)
- チケット情報: 2025年11月ごろ発表予定
- 公式サイト:https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/lookback-ex/