富士フイルム株式会社は2026年1月7日、instax™“チェキ”シリーズの最新モデルとして、ハイブリッドインスタントカメラ「instax mini Evo Cinema(インスタックス ミニ エヴォ シネマ)」(以下、mini Evo Cinema)を発表した。発売日は2026年1月30日。
「mini Evo Cinema」は、シリーズ特有の「モニターを見ながら撮影し、好きな画像を選んでプリントできる」利便性はそのままに、新たに「動画撮影機能」を搭載。撮影した動画をQRコード化してプリントすることで、“動画を手渡す”という新しいコミュニケーションを提案する一台となっている。
動画をQRコード化してプリントする新機能
本機最大の特徴は、静止画だけでなく動画の撮影が可能になった点だ。最長15秒の動画を撮影でき、気に入ったシーンを切り出してチェキプリント™にする際、動画データを再生できるQRコードを一緒にプリントできる。
受け取った側は、プリント上のQRコードをスマートフォンで読み取ることで、いつでも動画を再生・ダウンロードが可能。SNSでの共有も容易で、大切な瞬間を「形」として残しつつ、デジタルの「動き」や「音」も共有できるハイブリッドならではの機能を備えている。
時代を超える映像表現「ジダイヤル™」
「mini Evo Cinema」には、撮影体験をより豊かにする新機能「ジダイヤル™」が搭載された。これは様々な時代をイメージしたエフェクト機能で、1960年代の8mmフィルムカメラを模した「1960」や、70年代のブラウン管テレビの質感を再現した「1970」など、計10種類のエフェクトを選択できる。
各エフェクトは10段階の調整が可能で、組み合わせは合計100通りに及ぶ。映像の質感だけでなく、ノイズやテープの揺れ、さらには収録音声にもエフェクトが適用されるこだわりようだ。一部モードでは撮影中にフィルムが回るような効果音が流れるなど、まるで過去にタイムスリップしたかのような没入感のある撮影が楽しめる。
名機「フジカ シングル-8」を彷彿とさせる縦持ちデザイン
プロダクトデザインにおいても、同社が1965年に発売した8mmシネマカメラの名機「フジカ シングル-8」をオマージュした「縦持ちスタイル」を採用している。黒とグレーを基調としたクラシックかつ高級感のある外観は、往年のカメラファンをも唸らせる仕上がりだ。
操作系もアナログ感にこだわっており、指先にクリック感が伝わるダイヤルや、フィルム巻き上げのような操作感を楽しめる「プリントレバー」を搭載。また、付属のファインダーアタッチメントやグリップアタッチメントを装着することで、本格的な撮影スタイルにも対応する。
アプリ連携で広がる編集と活用
専用のスマートフォンアプリ(iOS/Android対応)と連携することで、楽しみ方はさらに広がる。撮影した複数の動画クリップを組み合わせて最大30秒の動画を作成したり、映画のようなオープニング・エンディングテンプレートを追加したりと、手軽に映像作品を作り上げることができる。
また、スマートフォン内の画像をチェキプリント™に出力できる「ダイレクトプリント機能」も搭載しており、動画カメラ、静止画カメラ、スマホプリンターという「1台3役」をこなす万能なデバイスとなっている。
「シネマティックに時代を超えよう」をメッセージに掲げる「instax mini Evo Cinema」。デジタルとアナログ、そして過去と現在をつなぐ新しいインスタントカメラとして、2026年1月30日より発売される。





